色々なスイングを取り入れてみましたが、私自身は「ハンマー打法」これ一択になりました。
先ずは大前提として「モー・ノーマン」のスイングである「ハンマー打法」が、正確なショットを目指すうえで一番正解に近いと私自身はずっと思って練習してきました。
つまりゴルフスイングを安定させたいのであればダウンスイングに入ってからは、右打ちの場合右手がずっと左手よりも下にキープされるスイングを目指します。
腕に関しては左右とも右周りに捻じられてロックされます。
その動きによってクラブヘッドは飛球線と反対方向に倒れる様に回転して、このままバックフェースでボールを打つのか?という感覚になりますが、それで正しい動きとなります。
ゴルフ豆辞典さんのサイトの「モー・ノーマン」の写真です。↓

カナダ出身のプロゴルファー「モー・ノーマン」。
もう亡くなられていますが、そのあまりにも曲がらないスイングを指して「パイプライン・モー」とも呼ばれ、タイガーウッズも絶賛していた人物です。
ホールインワンの数も記録によれば何と「17回」も達成していますし、コースレコードも40回も塗り替える快挙を成し遂げています。
ベストスコアは「59」。
しかもそのベスグロを3回出しているというのですから驚異的であり、如何にボールを曲げずに打っていたかという事が分かる記録です。
逸話として、240ヤード先にクリーク(水路)があるホールで、他のプロ達が手前に落とす為にフェアウェイウッドなどでティーショットをしている中、ドライバーを持ち、クリークがあるのを知らないと思った他のプロがクリークがある事を教えてあげた際、
「そのクリークに架かっている橋を狙っているんだ。」
と言ってそのままドライバーを使ってそのクリークに架かっている橋にキャリーし、見事にクリークを越えた話しや、練習で1,500球ほどドライバーを打ち、そのボールが全て30ヤード内に収まっていた話しなどが残っています。
壁をハンマーで叩く様なスタイルで、手や腕を一切返さないフォームが特徴です。
色々なゴルフのスイング理論はありますが、私自身はその中からこのスイング理論を選択して、ずっとこのフォームを追求してきました。
最近のツアープロでは「ブライソン・デシャンボー」が一番スタイル的に近いと思います。
デシャンボーも長年モー・ノーマンのスイングを研究していた様ですね。
右手がずっと左手の下のままで手を返さずにインパクト。
つまりインパクトまでの間にクラブから手を離したと仮定したら、どのポジションからでもクラブは後ろ側(腕の右側)に倒れて落ちるという形です。
とにかく目指すのは、スイング中ずっと「右手と右腕」は「左手と左腕」よりも下にあり続ける事です。
フィニッシュ付近では入れ替わりますが、インパクトからフォローまではずっと「右手・右腕は、左手・左腕より下」のままになります。
フォローに向けてヘッドが上昇する際にはじめて両手の関係性が入れ替わります。
この形をキープしたままで、ヘッドはややインサイドからアウトサイドに放り出す様にリリースし、体は飛球性方向ではなく左サイド後方に向かって左の肩甲骨を引き上げる様に使い、左サイドを思いっきり開く様に振り抜いていきます。
結果としてクラブ軌道はインサイドアウトで体は左に開くので相殺されてストレートにボールが飛びます。
また体を開く事でクラブの通り道ができて、ヘッドが飛球線方向に向かって真っ直ぐスムーズに抜けていきます。
後は左に振り切った勢いで腕が飛球線方向に伸ばされ、そのままヘッドが自分に向かって帰ってきてフィニッシュ。
モー・ノーマンのスイングの特徴は、最終的にヘッドは飛球線に向かって振り抜かれ、返ってきたヘッドの勢いでシャフトが左の肩に一瞬乗って、そのまま釣りのキャスティングの様に前方に振り出すフィニッシュになります。
これまで色々なスイングを試してきましたが、このモー・ノーマンのスタイルが一番再現性が高いです。
この右手がずっと下にあり、クラブヘッドもずっと手の下にあるイメージになる事で、ヘッドの位置が分かりやすく、下からボールを投げる、または運ぶ様に打てる為コントロールが容易になります。
また極端なダウンブローというよりは、レベルブローに近い緩やかなダウンブローからアッパーブローの感覚で打ち抜いていくので動きそのものがかなりシンプルになります。
自分の感覚としてはアッパーブローの軌道の意識でも、ボールの直径(4㎝)よりも高い位置からヘッドは必ず下りてくるので必然的にダウンブローになります。
なので自分の意志であまり極端に上から打ち込んでしまうと逆にミスに繋がるので、とにかく直接クラブヘッドをボールに直接コンタクトさせるイメージくらいで十分です。
ゴルフスイングが難しくなる事の一つとして、ヘッドの位置が手よりも高くなったと感じると、突然ヘッドの位置が把握できなくなり、その後のヘッドの挙動の制御が難しくなるといことがあります。
バットやラケットの様に、持っているグリップの延長線上に芯がある道具ではないので、一旦クラブが視界から外れてしまうと、その後のヘッドの挙動がそこからどうなって動いているのかが非常に分かりにくいのです。
このスイングの利点として、クラブヘッドが視界から消える時間が非常に短い事が挙げられます。
振り上げる意識はほとんど無く、手の下でヘッドをブランコの様に揺らしている感覚になるからです。
ハーフショットであればずっと見えているくらいですし、腕や手首というパーツが関節でロックされている事でヘッドの軌道も決まった場所に制御されて安定します。
仮にハーフショットだけでラウンドをすれば、多少の飛距離が落ちたとしてもスコアは逆に良くなる可能性は十分にあるでしょう。
スコア100を切るのが目標なのであれば、これでラウンドした方が可能性はグッと高まります。
これまで、有料のものから無料のものを含めて色んなスイングを試してきましたが、再現性と結果が一番良いのがこのスタイルだと個人的には思っています。
後はこの右手と右腕がずっと左手と左腕の下にある状態でいかにしてボールを捕まえるか?を追求していけば良い訳です。
これに関してはクラブのシャフトを前方にローリングさせてフェースを閉じていく動きをマスターする事です。

また、このモー・ノーマンスイングをマスターするための基本的な動きに関しては、この記事で詳しく説明しています。

スコアを作るには基本を学ぶのも大切です。

