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本気でスコア100切りを目指したい方。『きのこ式 左一軸スイング』を試してみて下さい。

目次

「100切りを達成したい」のであれば「左一軸スイング」が最短になる可能性が高いです。

私が半年弱で「スコア100切り」を達成したのは「左一軸スイング」を取り入れたからだと思っています。

左一軸スイングは基本的にアプローチショットの延長線上でクォーターショットくらいの振り幅で打つスタイルです。
また腕は大きく上げずに「左手のコックと右手のヒンジ」を最大限の動力として使います。

具体的な方法はこれから説明して行きますが、まずこの段階で「きのこ式 左一軸スイング」を取り入れるかどうかを選択して下さい。

そして、取り入れる決心(覚悟)をした方だけ読み進めて下さい。

理由はと言いますと、通常のゴルフスイングとは根本的にスイングの考え方が違う為、中途半端に取り入れるとそれまでのスイングと「ミックス」になってしまい、スイングがメチャクチャになってしまう危険性があるからです。

なので一時的にスコアが悪くなっても良いので、一からスイングを構築し直したいと思った方だけチャレンジする事をお薦めします。

一時的にスコア「108⇒115」などに悪くなったとしても、その後に安定してきて「95」などになれば良い訳ですよね?
現在ベストスコアが102くらいで、平均スコアが110前後などの場合、そのまま続けていればいつかはスコア100は切れるかもしれません。
しかし、かなり時間が掛かる上にアベレージで100を切り続けれる様になるには、さらに数年を要する可能性すらあります。

ここでは「スコア100切り」の為の理論も同時に説明しますが、まずスイング自体の動きがシンプルな「きのこ式 左一軸スイング」を身に付ける事でゴルフ自体がシンプルになるからおすすめしているという訳です。

何よりアプローチショットからドライバーショットまで同じ動きで打てるというメリット、気になる人が多い「飛距離」に関してですが、ミート率が上がることで現段階より飛距離アップも可能になります。

但し、あくまでもプロでも何でもない一般素人ゴルファーの私が10年間の試行錯誤の上で行き着いた理論です。
なので本当にこれが正解なのか?と言われたら、絶対とは言い切れませんけれども。

しかし、ゴルフスイングにおいて「絶対」というものは存在しないのでは?と常々思っています。
Youtubeや雑誌、教本、その他いろいろなメディアでゴルフスイングは語られていますが、どれも千差万別で完全に同じものが存在しない事が物語っています。

つまりその中から最も自分に合うものを選択していくという事になります。

なのでこれも読者の方に絶対に合うかどうかは分かりません。
しかし、現在のスイングでゴルフに行き詰っているのであれば一度試してみる価値はあると思っています。

自分自身、これまでにどうにもゴルフが分からなくなった時に、藁にも縋る思いで誰でも良いからシンプルな方法を教えてくれと切実に願ったものです。
なので同じように思っている方に少しでもスイング改善のヒントになれぼと思っています。

確かにゴルフスイングは万人に合うものは無いので、自分が合ったからといって他の人も合うとは限りませんし、自分が合わなかったからといって否定するのもおかしな話しなのです。

困った時に取り入れてもらって、もし合うようであればそのままメインのスイングにしてもらえたら良いなと思っています。

それでは私の提唱する「きのこ式 左一軸スイング」を紹介していきましょう!

左一軸スイング(stack-and-tilt)の基本

文字から読み解ける様に、常に左足に70%以上の体重が掛かったままでスイングをする方法が「左一軸スイング」の最大の特徴で基本となります。

最大の動力は「コック&ヒンジ」を一気に解放したエネルギー。
手首を柔らかく使ってコック(左手)&ヒンジ(右手)を作り、後はそれをボールに向かって一気にヘッドを落とすような感じで解放します。

左一軸スイングは、スイング自体はコンパクトになりますが軸が固定されている事によって「ミート率」を格段にアップさせる事ができるので、安定感と同時に十分な飛距離が得られます。

またクラブヘッドは常に手の下にあるという感覚を身に付けやすく、必要以上に振り上げないで打つスタイルになります。

そもそも「スイング」の語源は「ぶらんこ」なので、手の下でクラブヘッドがぶらんこの様に前後に振れている感覚です。

その前後に振る動きを体幹と左ひざで作っていくというスイング理論です。

①左脚のつま先は45度前後に開いてアドレスを取ります。

アドレスで左つま先を開く理由ですが、これは左脚に体重を乗せて立つので、つま先が体の正面を向いたままでは飛球線方向(左足の小指側)に対してバランスを取り難くなってしまうという理由が一つ。

また動力の一つは左膝の曲げ伸ばしで生み出す為、つま先を体の正面に向けたままでは、左膝を伸ばした時に左腰と左肩甲骨のキックバックする様な切れ上がりが少なくなってしまうという2つの理由からです。

なのでアドレスの際にはバランスが取り続けられるくらいに、体の正面と飛球線方向の中間くらいにつま先を開いてアドレスを取ります。
私は約45度くらいつま先を開いています。

②背中は自然に丸まった感じで良いので無理のない体勢で前傾します。

昔からよく言われていたアドレスフォームが、背中を反るくらいに張り、背骨を真っ直ぐにしたまま腰の位置を高くしてアドレスをするというものです。

尾てい骨に紐が付いているイメージで、その紐を上から引っ張られている感じなんて事も言われていました。

今でもそれを忠実にやっている人も多く見られます。
地面を歩く時のゴリラの様な、背中が反ってお尻が突き出たフォームですね。

これは背中を張って、中心の背骨を軸にして左右均等に身体を捻って打つという考え方から来ている理論だと思います。

左一軸スイングでは、動力が体幹と体重の乗った左膝になりますし、そもそも左脚一本に乗っている状態なので、背骨を中心に…という発想自体ありません。
どちらかと言えば左肩甲骨がスイングの中心となり、ドアの開け閉めの様な感覚のスイングになります。

なので、無理に背中を張って苦しい体勢を作る必要もありません(腰痛の原因にもなるので)。

自然に柳の木の枝が自重でしなる様に自然に前傾してアドレスして下さい。

アドレスからテイクバックまでの動き

前述した通り、アドレスはあまり意識して前傾せず、立った状態から少し頭と背中を前にしならせる感じになります。背中も無理に張る必要はありません。
自然に軽く下を向くくらいの感覚になります。

また自然な骨盤の回転を邪魔しない為に、あまりスタンス幅は広く取らず普段よりも少し狭いスタンスの方が左一軸スイングには合っています。
そもそも軸の移動がほぼ無いので、立っていることができれば良いと思って下さい。
これでは飛距離がでない様な気がしますが、コック&ヒンジを利用した強烈なエネルギーに加え、コンパクトなスイングによりミート率が上がるので力を入れて全力で振りするよりも逆に飛ぶ場合も多いくらいです。

アドレスからの始動ですが、左ひざを前(つま先方向)に折る事で骨盤が右旋回し、反対に右脚は伸びる動きになります。
その動きによってクラブヘッドも一緒に後方に移動を開始します。
この動きを出す為にも、しっかりと左脚に重心と体重が乗っていなければなりません。

どうしても左ひざでの始動が苦手な方は、鳩尾(みぞおち)を右に捻る意識でもOKです。

①はじめはアプローチショットくらいの動きでクラブヘッドが下で振れる感覚を掴む

いきなりトップまで引き上げてしまうと、勢いに任せたスイングになってしまい、しっかりとした形を覚えられないので、先ずは腰以上の高さまでは振り上げないで練習をします。

アプローチショットから練習するような感覚がベストです。
左ひざを曲げる動きだけでヘッドが移動したくらいの位置から切り返していきます。

フルショットから練習を開始してから小さなスイングを練習するよりも、小さなスイングでしっかりと形と感覚を身に付けてからスイングを大きくしていった方が成長の過程としてずっと早道になります。

慣れてきたら、後はテイクバック時に左ひざを曲げるスピードを上げるだけで、ヘッドをより大きく跳ね上げることができるようになりますので、まずはこの小さな動きで打つ練習を続けて下さい。
またショットは小さなスイングで打つほうがはるかに難しいので、これができる様になればフルショットは普通に打てる様になります。

②切り返しからインパクトまで

左ひざを曲げて始動して骨盤が止まり、その勢いで手首が折れてヘッドが上昇します。
そこからの切り返しは、「ストン」と重力を使ってボールに向けてヘッドをインサイドから自然落下させ、後はそのままヘッドを直接ボールにコンタクトさせてインパクトとなります。

自然にヘッドを上げる為、またその後に自然落下させるためにも手首は常に柔らかく使い続けます。
そしてヘッドを落下させてからインパクトまでの間はずっと右手が左手の下にある状態をキープします。

右手が下のままヘッドが自然落下で落ちてくると体がひっくり返る様な感じになり、これが伝説の「モー・ノーマン」のスイングの形であり、現代で言えば「ブライソン・デシャンボー」のスイングの形に近くなります。
彼らはこの自然落下に加えて強烈な左サイドの引き上げでさらなるパワーを生み出していますが、我々アマチュアゴルファーはこの自然落下させるだけでも十分な飛距離が得られます。

テイクバックで最終的にコック&ヒンジで柔らかくインサイドに上がったクラブヘッドを、切り返しで自然にコック&ヒンジを解き、ヘッドを自然落下させる事で同じ軌道でインサイドからボールに向かって戻っていきます。
この時に注意するのが、落下してくるヘッドを自分の意識で無理に加速させない事です。
自分の力を加えて強く叩く意識も要りません。
重力に任せて落とすだけを心掛けます。
また左ひざは曲がったままの状態でヘッドだけをボールに向かって落とします。
自分の感覚としては左ひざが曲がったままですが、そのままでは自然落下したヘッドがボールに届かないので、脳が勝手に調整して実は徐々に左ひざは伸び始めています。
ここで自分の意志で左ひざを伸ばしてしまうと、一気に伸び上がってトップしたりするので自分では伸ばさない意識で十分です。

それから、テイクバックする際には無理に腕を振り上げる必要もありません。
左ひざを曲げる動力だけで低く引き続け、手の位置が低いまま柔らかく使った手首で出来たコック&ヒンジでヘッドが上がるイメージで十分です。

自然落下でヘッドをボールに直接インパクトさせた後は、そのままヘッドをボールのやや右斜め前の芝に向かってリリース、ヘッドが芝にコンタクトした後は左サイドに引っ張られるように上昇してきたヘッドで自然にフィニッシュとなります。
この間ずっと左サイドがグリップを引っ張り続ける動きによって自然に「ハンドファースト」の形が形成されます。
ハンドファーストは自分でグッと手を前に出す動きで作るのではないという事です。
両腕で「きのこロック」ができていると、もう既に関節とクラブの重さによってハンドファーストの形ができあがっているので、後はそのままヘッドをボールに向かって落とすだけになります。

切り返し直後にボールに向かってコックとヒンジを解く動きは感覚的にはアーリーリリースの感じがしますが、ボールにインパクトさせる為に、自分では意識していないだけで、自然に左脚が伸び始め、骨盤も左に旋回をし始めています。
なのでヘッドが落ちるスピードよりもグリップエンドが引かれるスピードの方が速いので、ハンドファーストがキープされるという訳です。

敢えてヘッドが先行する「ハンドレート」を作りたい場合は、左サイドの引き上げずにヘッドを先行させる様に落とす事でアーリーリリースを作る事ができます。
アーリーリリースでのショットは、「バンカーショット」や「深いラフからのショット」または、ドローボールを打ちたい時のドライバーショットなどで使う事ができます。

左脚を蹴らずに曲げたままで、体も開かずにヘッドだけを落下させると上下動が抑えられて上手くいきます。
これでも骨盤だけは勝手に左旋回しています。

『クラブを引いて使う事の重要性』

雪上での「そり」を前から引くのと後ろから押すのでは安定感が違います。
車でいうところでは「FF車とFR車」の様なもので、直進安定性だけを考えるとFF車に分があります。
つまり物体は「後ろから押すよりも、前から引っ張った方」が安定するという事です。

ボールに緩やかなダウンブローでインパクトしたヘッドは、そのインパクトの衝撃でさらに下方向に向かってターフを取りながらリリースされ、その後は左サイドの引き上げにつられて上昇し、そのままグリップエンドが左サイドに引かれることで、最後は下から上昇してくるシャフトをくぐる様な感じでフィニッシュになります。

野球の様に横に振ってシャフトが首に巻きつくフィニッシュは、最終的な形は同じに見えますが、そのフィニッシュまでのプロセスが全く違うという事になります。

左一軸スイングの一連の流れ。

  • 左ひざを曲げることで腰を旋回させながらテイクバック。
  • 骨盤が右旋回して45度ほど右に開く。
  • クラブヘッドが、やや遅れて骨盤の右旋回に引かれて後方に移動する。
  • 骨盤の旋回が止まるとクラブの重さと惰性で手首が折れて自然にコックが入ってトップ。(最初の段階ではコックが入らない程度のスピードで練習をする。)
  • そこから左肩甲骨を引き上げる動きできっかけを作りコックを解きながら切り返し(実際には体が回転していので解けない)、そのまま体幹を右にひっくり返す様にボールに向かって右回りで自然落下させると、インサイドからヘッドが戻ってきて右回りでインパクト、その後は左ひざを伸ばしながらヘッドが行きたがる方向に自然にリリースする。

この動きを基本として、左一軸スイングを作っていきます。

この記事では左一軸スイングの「体の使い方」を中心に説明していますが、その一段階前に「両腕と両手首」を固定して自然なハンドファーストの形をキープする方法があり、これがかなり重要になりますので先ず最初に一読する事をおすすめします。

グリップの握り方で左一軸スイングの方法が二つ生まれます。

左一軸スイングの基本的な動き自体は同じなのですが、グリップの握り方によって大きく二種類のスイングに分かれます。

一つは先に紹介したヘッドを自然落下させる様に使うスイング、もう一つはハンドファーストのまま自分の意識で直線的にアッパーに引き上げる様に使うスイングになります。

通常はどちらかをメインに使うのが良いのですが、状況別に有効な場面がありますので、両方のスイング打てる様になっておくとベストですね。

1.ヘッドを自然落下させて打つタイプの左一軸スイング(通常グリップで握ります)

先に紹介したスイング方法なので内容が重複しますが、通常のグリップで握る場合は、切り返しで左肩甲骨を引き上げながら体幹をひっくり返す際に、両腕と両手首の関節が捻じれてロックされた状態を作り(ロック状態を作るのを説明したページへ)、その下でヘッドを自然落下させる打つような感覚になればOKです。

まず左ひざを曲げてテイクバックに入ります。
この時に左の肩甲骨と体に付けたままの左腕で体幹部分を押していくような感じになります。
テイクバックでヘッドが進む方向は前傾角度によって変わってきます。
つまり使っているクラブの番手(シャフトの長さの違い)で、前傾角度は若干変わってくるという事になります。
しっかりとミートをさせる為に必要以上に大きく上げず、できるだけ低くテイクバックしていきます。
高さで言えば、切り返しから自然落下をイメージできる大きさの中で、最小限くらいの高さのイメージで十分です。

あとは左腕を体幹に付けたまま、左肩甲骨でグリップエンド引っ張る様にして体をひっくり返し、その動きでヘッドをボールに向かって自然落下させてインパクトします。
重要なのはこの時に絶対にボールに直接ヘッドが当たる様にする事です。(ドライバー以外のクラブ)
ハーフトップくらいになってしまうイメージでも良いので、とにかく直接ボールにコンタクトさせる事だけに集中します。

体をひっくり返す動きとヘッドが前に進む勢いに引っ張られるように自然に左ひざが伸ばされますので、そのままキックする様に左ひざを伸ばしてヘッドを加速させながらフィニッシュとなります。

この際にキックが強めの人は、女子プロゴルファーに多く見られる、インパクト後にピョンと小さなジャンプをする様な動きになります。

このスイングヘッド軌道がインサイドから放出される為、ボールは緩やかなドローになりやすいスイング方法です。
こちらのタイプの方がコックのパワーと重力によって飛距離は出やすくなりますし、自然落下で打てるのでオートマチックに再現性が高まるスイングではありますが、ボール軌道の安定だけを考えると次に紹介するタイプの左一軸スイングの方が勝っていたりもします。

2.強めのストロンググリップで握ってハンドファーストのまま引いて打つタイプの左一軸スイング。(かなり強めのフックグリップで握ります)

もう一つの方法は、最初にフェースでインパクト時の形(ボールに対して完全にフェースを90°)を作ってしまい、それを真上から持つ様にかなり強めのストロンググリップ(フックグリップ)で握り、あとは一切フェースローションをせずに飛球線後方から飛球線に向かって、ほぼ真横に振るようなスイングです。

クラブの開閉エネルギーが使えないので多少飛距離は犠牲になりますが、フェースの開閉も無い分、安定感に関しては抜群です。

かなり強めのストロンググリップ(フックグリップ)で握ります。

ここで言う「ストロンググリップ」に関してですが、極端な事を言ってしまえば、しっかりとボールに対してスクエアにセットしたフェースの状態のまま、グリップを真上から握るくらいストロングのイメージで、グローブのロゴが完全に真上を向く位になります。

つまりアイアン(特にフェースの立ったミドルアイアンからロングアイアン)においては、フェース面と左の手の平が90度くらいになっている感覚です。

後はこのまま体幹(左の広背筋)を使って左手の甲を上に向けたまま真横に引いて移動させ、ヘッドをアドレス時のボール位置に戻して直接インパクト、そのままグリップエンドをアッパー軌道で引き上げる様に振り抜きます。

インパクト後に、逆けさ斬りで右下から左上に切り上げる感覚ですね。

そして、そのインパクトまでの間、ずっと左手の甲が上を向いている事でフェースは一切開閉しない状態となり、フェース面は安定します。
イメージとしては横降りの感じになります。
かなりレベルに振っている、もしくはアッパーで振っている感じになりますが、それでもヘッドはちゃんと上から下りてきてインパクトするので大丈夫です。

大前提として「インパクトまでできるだけフェースを開閉させない。」という意識が重要です。

確かに手を返してフェースを大きく開閉させながらインパクトする理論もありますし日本式ではそれが主流でもありました。
また、長年の練習を積んでそれで上手な人がたくさんいる事も確かです。

しかし、特に練習量が制限されるアマチュアにとって、フェースの開閉を使ったスイングを習得するのは本当に難しく、タイミング次第でスライスやシャンク、または反対のミスの引っ掛け(フック)との戦いになります。

打点でのフェースがスクエアになる瞬間が「点」なのでジャストのタイミングで打ち続ける事が難しく、18ホールをジャストのタイミングで打ち続ける為には膨大な練習量を必要とします。

このあたりが昔から言われている
「ダンプカー一台分のボールを打たなければ上手くならない。」
という理由なのでしょう。

このフェースの開閉をさせないスイングの一連の流れ。

左ひざを曲げてテイクバックをスタートするのは同じです。
先に紹介した自然落下タイプと違うのは、この時にできるだけ体幹が右を向かない意識で、左ひざを曲げることで骨盤は右に回って切れ上がって行きますが、胸は正面を向いたままのキープするような感覚になります。
そのままできるだけ低くテイクバックして、切り返しからは体幹を使ってゆっくりとヘッドをボール位置に戻す意識でインパクトします。

重要なのは、切り返しから無理にヘッドを加速せずに同じ軌道でゆっくりとボールの位置にヘッドを戻す意識で、こんなスピードでいいの?と疑問に思うくらいの力感から練習してみることです。


切り返しの際に左肩甲骨の引き上げと体幹を使ってヘッドをボール位置まで戻す動きによって、勝手に骨盤が左旋回して切れ上がるので、後はそれに逆らわずにインパクトと同時に自然に左に身体を開き、左ひざを伸ばしながら左の肩甲骨を左後方に持ち上げる動きを使って振り抜きます。
(インパクトまでは正面を向いたイメージのままになります。)

その間ずっと、強めのフックグリップでフェースを閉じたままに固定して真横に左手でチョップする様に払い打つイメージで、インパクトの瞬間から左サイド後方に引き上げる動きになります。
最後まで払うイメージだとシャンクする危険性が出てくるので必ず左上に向かって引き上げる事が絶対条件です。

このスイングは一切フェースローテーションもせず、体もできるだけ回さないで打つため、一連の動作がシンプルなのが最大のメリットになります。

特にアプローチショットでは、「打つ」というよりもインパクトでボールの下に潜り込んだフェースにボールを乗せて持ち上げる(引っ掛ける)様にして「運ぶ」という感覚です。

バンカーショットへの応用

最初にグリップする際に「ヘッドを少し開いた状態」で同じ様に真上から握れば、そのままバンカーショットに使えるスイングになります。
コックを使って上から落とすエクスプロージョンショットに比べて、ボールを下を払うように滑らせて打つ事ができるので脱出・距離感ともに簡単になります。
こちらも練習をしておくと良いですね。

石川 遼選手は時々左のクラブで練習ラウンドをする事があるらしいのですが、唯一「バンカーショットでのエクスプロージョンショット」だけはミスが多すぎて上手く出せないと言っていました。
それだけ入射の位置と角度が難しいのでしょう。
試行錯誤した結果、払う様に打つのが一番簡単だと言っていたので、アマチュアは初めからこちらを選択して練習した方がはるかに楽だという事になりますね。

特に短いアプローチショットには非常に向いているスイングになります。

さらに30ヤード前後の短いアプローチショットで、間にハザードがあってどうしてもボールを浮かせて狙わなければならない状況でも、こちらのフェースの開閉が少ないタイプの左一軸スイングが有効になります。

私自身、アプローチショットは100%このスイングで打っています。

グリップの握り方


自分自身、ずっと「モー・ノーマン」のスイングを自分なりに研究してきました。
そんな事からグリップの握り方も「モー・ノーマン」と同じ「ベースボールグリップ」で握っています。

もし、今のグリップがしっくりきていないのであれば、これを機にベースボールグリップも試してみて下さい。
ベースボールグリップのメリットは、長年ゴルフを続けていると起きやすい指の関節痛(特に左手の親指)を防ぐ意味や、左右の手が独立している事で右手と左手の役割の違いが分かりやすいなどがメリットになります。

デメリットは左右の手の一体感が無いので、慣れるまで(特に別のグリップから変更した場合)は違和感を感じるくらでしょうか?
それでも数回の練習場での練習で慣れるレベルではありますが。

今握っているグリップで何も問題ない方は、そのままでOKです。
無理に変える必要はありません。

多くの人が陥る、ダウンブローの勘違い。

アイアンでもアッパーのイメージで良いのか?
まず大前提として

グリップエンドを引き上げる事でダウンブローが勝手にが生まれる。

という意識を持って下さい。

ゴルフスイングにおいて、忘れないでおいてほしい事の一つに

「グリップ軌道とヘッドの軌道は同調(同じ方向に移動)しない。」

という事があります。

つまりダウンブローを例に挙げれば、間違ったイメージは、グリップを自分で地面方向に引き下げる様に使い、後から追従してきたヘッドも一緒に地面に向かって同じように下に進むという意識、これがグリップ軌道とヘッド軌道が同じという間違った感覚です。

正しくは、グリップ軌道がアッパーに動く事で支点の反対側のヘッドが地面に向かって下がってくる、これが正解です。

そして、アッパー軌道が鋭角であればあるほど、ヘッド軌道も鋭角に地面に向かいます。

なのでシャフトが短くてアドレス時の前傾角度も深く、回転半径が小さいショートアイアンやウェッジは必然的に軌道が鋭角になり、その為にヘッド軌道も鋭角に地面に向かう事からターフが多く取れるという仕組みです。

反対にロングアイアンになるとアドレス時の前傾姿勢が立っている事からグリップのアッパー軌道も横振りのフラットに近づき、それによってヘッドもフラットに動くことでターフは取れ難くなっていきます。

またターフが取れると言っても、本来であれば「素振り」では芝の上をヘッドが軽く擦れる程度です。
それがボールに当たった衝撃でヘッドが一段下がって芝に当たってターフが取れるという事になります。

なので素振りの段階でターフが取れるのは、自分で手を返してクラブのトゥ部分を芝にめり込ませているだけか、ボールの先をダフっているだけという事になります。
そういった場合のターフは、リーディングエッジが刺さり深くて短いのが特徴です。

本当のターフはバウンスが滑る様に削れて行くので、カンナで削った様に薄く長めになります。

グリップをアッパー軌道で振ると、一緒にヘッドも上昇してくる様に思えるかもしれませんが。

ボールの高さ(4㎝)より高い位置にヘッドがある限り、どれだけグリップをアッパー軌道で振っても「ヘッドは必ずダウンブロー」になります。

時々、間違ったダウンブローを練習している方を見かけます。
グリップを引き下げながら、ヘッドも意識的にダウンブローで打つ意識なので、グリップの逃げ場が無くなった結果、左下に引き込んで思いっきりアウトサイドインのカット軌道で打っているタイプです。

これでは上手く打ててもスライスかシャンク、捕まり過ぎればフックになってしまいます。

また、ダウンブローを練習する際に最も重要なのがボールの位置になります。

グリップをアッパー軌道で引き上げた際に、ヘッドが地面に当たる前に直接ボールに当たる位置にボールをセットすれば、後はいくらアッパー軌道で振っても勝手にダウンブローで直接ボールにコンタクトするインパクトになります。

例外は「ドライバーショット」と「パッティング」

但し、ドライバーとパッティングは「アッパー軌道」でインパクトします。
このグリップ軌道とヘッド軌道が揃う条件は、ヘッドが最下点を通過して上昇に転じてからインパクトする事で可能になります。

つまりこの二つが例外とも言えるのですが、意識的にヘッドをアッパー軌道にするというよりも、最初のボールをセットする位置が違うだけとも言えます。

ドライバーを例に挙げると、グリップをアッパー軌道で振るとアイアンと同じようにヘッドが地面にある最下点に到達します。
但し、ドライバーは高くティーアップしているので、そのままグリップエンドを引き上げていくと、ヘッドは地面にコンタクトせずに最下点を通過して上昇し始めます。

このタイミングでインパクトするのがドライバーショットになります。

つまりドライバーは、グリップもアッパー軌道で上昇、最下点を過ぎたヘッドも同じく上昇と「軌道が揃う」という訳です。
パッティングも芝の上からヘッドが上昇しながらボールにインパクトするので、グリップ軌道とヘッド軌道が揃う状態になります。

とは言っても、途中(最下点)まではグリップ軌道とヘッド軌道は反対に動いているので、スイングの理屈的にはドライバーもアイアンも同じと言えます。
つまり後はアドレス時のボール位置だけの違いという事になります。

ドライバーではボール位置が最下点よりも前方にあって、高くティーアップしているので地面にダフらずにヘッドが上昇させる事が可能というだけの事です。

アイアンでこの位置にボールをセットしたら、確実にダフるという事です。

ヘッドをボールに当てに行かない意識。グリップエンドをずっと引っ張り続ける。

また意識の上でかなり重要な意識の一つに

「ヘッドをボールに当てに行かない」

という事も上げられます。

この意識が抜けないうちは物理的に「ハンドファーストインパクト」は不可能になります。

最終的ンインパクト後にヘッドをリリースするので、そこでハンドファーストは終了しますが、最初からヘッドをボールに当てにいこうとすると切り返しから手首をほどいてヘッドをリリースする事になり、ハンドファーストの状態が一度も作られないままインパクトを迎えることになります。

ボールにヘッドを当てにいく意識があるうちは上達は難しい。

ラケットやバット、またはハエ叩きなどまでも含め、何かを打つ道具を使う場合、その当てる位置をターゲットに向かって振り出すというのは、日常生活においては当たり前の動きです。
他のスポーツにおいても当たり前の動きなので、ボールにヘッドを当てに行く動きをしてしまうのは仕方がないことではあります。
けれども、ゴルフスイングはここの意識が決定的に違うのでスポーツとして異常に難しいという訳です。

結論から言って、ボールにヘッドを当てにいく意識があるうちは絶対に上達しないと断言できます。

「ボールに向かってヘッドを当てに行く動き=手首をほどいてヘッドをリリースする動き」だからです。

リリースされたヘッドは、あの不安定な形状のまま空中で放出されてボールに向かいます。

つまり、どの位置でリリースされたか、どのスピードでリリースされたか、どの角度でリリースされたかで結果は変わります。

その振り出されたヘッドがどの様にボールに当たるかは時の運という訳です。

これが毎回同じクラブならリリースのタイミングなども多少揃ってくる可能性はありますが、毎回長さも重さも形状も違うクラブで同じような結果になる可能性は著しく低くなります。

それではどうやってヘッドをボールに当てるのでしょうか?

答えは、体幹を右回りに回してヘッドを自然落下させ、その後はインパクトまでずっと線で引き続ける動きになります。

つまりグリップエンドを左サイドで引っ張り続ける事が重要になり、この引っ張る形がハンドファーストになります。

前述した様にボール位置さえ正しい位置にセットされていれば、どれだけアッパー軌道で引き上げても勝手にヘッドはダウンブローになってボールに向かいます。

グリップエンドを引っ張り続ける事で、ずっとヘッドよりもグリップが先行し、「ハンドファースト」の状態を保ったままボールの位置に到達します。
そのまま引き続ける事で、ヘッドが線(ゾーン)でボールにインパクトできるのです。

さらに引き続ける事でインパクト後のヘッドが初めてここでリリースされてフォロースイングとなります。

先ず目指すのはこの「インパクトまでにヘッドをリリースしない」で引き続けながら打てるようにする事になります。

左一軸スイングでは、この引き続ける動きを左膝の曲げ伸ばしと左広背筋で行います。

左一軸スイングにおいて、ボールのセットする位置は通常のスイングよりもやや前方になります。

それはもう左脚の上で軸が固定されているので、軸が右側に一切移動しないからです。

最初の大まかな位置としてはつま先を45度くらい開いた左脚のかかと付近になります。

後はそこで素振りをしてみて、ヘッドが地面に軽く擦れる位置の直前がボールのセット位置になります。

ヘッドが地面に当たる前にボールにコンタクトする位置を見つけたら左脚に乗ったままアドレスを取り、そのまま左膝を折ってテイクバックを始動します。

最初の練習としてはパッティングくらいの幅で良いので、左膝を曲げるとヘッドが自然に後方に移動してテイクバックに入り、左腕を付けたままでゆっくり体幹の左サイドで引っ張るとヘッドが勝手に元の位置に戻ってくる感覚を掴みます。

慣れてきたらそのままボールを打ってみます。

これだけでも思った以上にボールが飛ぶ事が分かるでしょう。

基本的にゴルフスイングは、アプローチショットからどれだけヘッドの移動距離を増幅させるか?で終わりとも言えます。

テイクバック、そこからの切り替えしの動き

左膝を曲げてテイクバックしていくとヘッドが地面と平行に飛球線後方に低く移動していきますが、骨盤の切れ上がりが止まったところでヘッドも止まって、それ以上は引き続けられなくなります。

アプローチショットであればそこから切り返すだけでも80ヤード前後は十分に打つことが可能です。

先ずはこの低いテイクバックで止まった位置から、体幹を使って右回りにゆっくりと低い位置からボールにコンタクトできる様にする練習を始めます。

後はテイクバックの際にもっと速いスピードで左ひざを曲げる事で一気にヘッドが移動し、その後にヘッドが急激に止まる事で惰性によって自然にコック、そこからの切り返しで左サイドでの引っ張り上げるスピードを上げて、それによって伸びてきた左膝をインパクト付近で一気に伸ばしてフルショットになるというだけです。

アマチュアゴルファーは左一軸スイング身に付けるのが、最速で良いスコアを出す方法だと思っています。

これまで左一軸スイングの説明をさせてもらいました。

練習時間が限られているアマチュアだからこそ、シンプルな方法を選択するのが重要になってきます。

道具なども重要な要素ではありますが、まず再現性の高いスイングを身につける事が最優先の課題であり、ゴルフクラブ(アイアン)などを購入する際にフィッティングをするにしても、スイング自体が固まっていない状態ではその後にスイングが変わってしまってフィッティングが無駄になってしまう事もあります。

体を捻る事で生まれるパワー、重心移動や軸移動、さらに下半身を使った上下動、確かにこれらはボールを飛ばす要素としてはどれも理にかなったものではありますが、あくまでもスイングが固まった人がより強く遠くに飛ばすためのスパイス的要素でもあります。

アマチュアは全力でフルショットするよりも丁寧に小さくミートする方がはるかにボールが飛ぶレベルですので、できる限りシンプルでコンパクトなスイングを目指すのが最速でスコアアップさせる方法になります。

ゆっくり小さくというのは、どれくらいの力感なのか?と聞かれた際には
「え?こんなんで良いの?舐めてんの?」
というくらい遅くて弱く、低い位置からのインパクトのイメージだと答えています。

一度練習場で、こんなにゆっくりで弱くて良いの?と思うくらいのスイングでボールを打ってみて下さい。
目から鱗が落ちる経験をする可能性が非常に高いと思いますよ。

テクニック的には最重要になるのが「ランニングアプローチ」を身に付けること

左一軸スイングでしっかりと前に進める様になってきたとしても、まだスコア100切りを目指すレベルの段階ではショートホール以外でパーオンできる可能性は非常に少ないと言えます。

スコア100切りの内容としてザックリと言えば「半分のホールがボギー」「残り半分のホールがダブルボギー」となります。

つまりパッティングを全て毎ホール2回(ラウンド合計36)で上がれると仮定した場合、ミドルホールの半分を「3オン2パット」残り半分を「4オン2パット」、ロングホールの半分を「4オン2パット」残りのホールを「5オン2パット」、ショートホールの半分を「2オン2パット」残りを「3オン2パット」で100は切れるという事になります。

この場合、全部のホールがほぼパーオンしないという事になります。
つまり残った距離のアプローチショットは毎回必ず付いて回るという事です。

ここをしっかりと練習する事で、上手く行けばボギーオンからパーを取れるという事も可能になります。

そこで絶対に必要になってくるテクニックが「ランニングアプローチ」になります。

次の記事を読んでしっかりと練習してもらえれば、一気にスコア100の壁を壊すことが可能になります。

もし左一軸スイングではなく、これまで通りに通常のスイングで行きたいのであればレッスンを受けるのが早道です。

知り合いがずっと自己流で「スコア100切り」できずに悩んでいましたが、1ヶ月レッスンに通っただけでアッサリと切れてしまった!という話しを聞きました。

その人は左一軸スイングではなく、オーソドックスなスイングでゴルフをしています。
左右に多少の軸移動がある通常のスイングです。

確かに自分に合ったレッスン、自分に合った指導方法に出会えると「スコア100」はあっという間に切れてしまいます。
実際のところ「スコア100切り」するだけで良いのであれば、それくらいの難易度だという事です。

しかし、中には近くにレッスンしてもらえる環境が無い、小遣い制なのでラウンド優先で出来れば練習にはお金を掛けずにスコア100切りを目指したい、または近くのレッスンに行ったもののイマイチ自分とは合わなかった…などなど、色んな理由からレッスンに行けないケースもあるでしょう。

但し、従来の左右に軸を移動させるオーソドックスなスイングは、「覚える事」「理解する必要がある部分」が多く、直接指導でなければなかなか身に付けるのが難しいとも言えます。

軸が多少なりとも前後左右に移動するので、軸の移動にタイミングを合わせたりなど、色んな部分をアジャストするのが難しいという訳です。

その部分がシンプルになるのが「左一軸スイング」のメリットの一つだという訳です。
もし本気でスコア100切りを目指したいのであれば、是非一度「左一軸スイング」の取り入れを検討してみて下さい。

ゴルフ100切りの為のクラブ選び。中古のクラブでも全然問題ありません。

あまりにも古いモデルは別としても、スコア100切りを目指すのであれば、10年前くらいまでのモデルの中古でも全く問題ありません。

10,000円代のドライバーに、10,000円代~30,000円あたりのアイアンセット。
ウェッジはセット物で十分ですし、後はパターを好みの物を購入すればOKです。

スコア100切りであればフェアウェイウッドやユーティリティなどのウッドクラブも無理に入れる必要もありません。
もし練習して打てるようであれば、ロフトが多めの簡単なクラブ7番ウッドや28度~30度あたりのユーティリティを入れても良いでしょう。

確かにかなり上のスコア(80代前半あたり)を目指すのであれば、最新のテクノロジーに助けてもらうというのもアリですが、スコア100切りであれば道具よりもしっかりとしたスイングを身に付ける方が圧倒的に優先となります。

安価に購入が可能で今でも十分に通用するコスパの良いゴルフクラブ。

過去に自分が使ったことのあるクラブを中心に現在でも十分に通用する性能を持ったクラブを紹介しています。
興味のある方は⇩の記事を読んでみて下さい。

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