トーナメント中でも活躍したのは「モデルA」と「ディープX100」
当時のバストーナメントは徐々に「ワーミング合戦」になりつつある時代でしたが、ライギョ時代から散々クランクベイトで釣っていた事もあって、あまりハードプラグを使用する事に抵抗の無かったワタクシは投げられるスペースがあればクランクベイトやスピナーベイトを多様していました。
(トーナメントの最中は良い場所は船団になるので線で引くルアーが使い難い状況がほとんどです。)
特に朝のフィーデングタイムが終わった時間帯では、食わせの要素が強いワームよりも、出会い頭で反射的に口を使わせるハードプラグの方に分がある状況も多いのですが、普段からあまりハードプラグを使っていない人にとっては、なかなか実践投入する勇気が持てないという事も多々あります。
特にプレッシャーの掛かったトーナメント中のフィーデングが終わった中途半端な時間帯(11時台など)では、特に使うことを躊躇してしまうタイミングでもあります。
しかし、ハードプラグの使用に慣れている側からすると、一旦フィーディングタイムが落ち着いてしまった時間帯においては、ワーム中心での釣りの方がよっぽど釣れなさそうに見えたりもしたものでした。

プレッシャーが掛かった時は小型ワームなどのシシーベイトが有効な感じがしますが、そもそもワームのような食性に訴えかける釣法よりも、反射的に食わせるハードプラグの方に分がある事も多くあります。
フィーディングが落ち着いた時間帯では、ブレイクなどのストラクチャーでのハードプラグを使った一発か、もしくはスナッグレス性能の高いテキサスリグなどをカバー奥のピンスポットに入れる事で、強引に取れる魚を狙って行くかの選択になります。
ボトムがグラベル(岩場)などが続くエリアでは、ひたすらクランクベイトを投げ、そこに葦原などが絡むスポットではよりスナッグレス性能の高いスピナーベイトとローテーションして行くのが定番でした。
具体的にルアー名を出していくと、岩場のハードボトムではモデルAとディープX100を水深によって使い分けながら流して行くと口を使わせるのが難しい時間帯でもポツポツとバスをキャッチできて、集中力を持続させてくれました。
そんなワーム全盛の時代背景もある事から、試合後に
「あの昼前の1本は何で釣ったの?」
と聞かれ、ディープX100だと答えるといつも懐疑的な顔をされてましたね(笑)
トーナメントの最中はプライベート釣行時と違ってそんなに簡単にバスをキャッチできる状況では無いので、このような強烈なハイプレッシャー時において何度もしっかりとバスをキャッチする事のできたルアーは、基本性能が高いと言わざるを得ません。
その中の一つに確実に入るのがディープX100です。



特に初期のメガバスのモデルは、発売前に徹底的にテストされている感じがして、よく釣れるルアーが多かった気がしますね。
ディープX200と比較してみると
同シリーズには、さらにディープレンジを狙えるディープX200がありますが、動きなども含めて別物という感じがします。
ディープX100がウォブリング(ボディの中心を軸に前後が回転する動き)が強くバタバタした感じで泳ぐのに対して、ディープX200はウィグリング(ラインアイ付近を軸にロールする動き)気味で、ヌルヌルとした動きになります。
ディープX200は4m付近までの水深を攻められるルアーなので、効率的な動きが違うのかもしれません。
琵琶湖などの様な広大でディープエリアも多いフィールドが少ない地方では、あまりディープクランクを使用する機会が無く、必然的にそこまで使い込んだ事がないので、これに関しては検証する事ができませんが、ディープX100に関してはシャローのハードボトムエリアや川での釣果が特に素晴らしく、持っていて損のないルアーの一つだと思います。
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