日本シャフトのモーダスシリーズのラインナップから105シリーズを紹介したいと思います。
最初に発売されたモーダス3-120に比べると軽い事から、120の軽量版かと思われていましたが、同じフレックスSでも軽い割に振動数が高くてより硬い仕様になっていました。
モーダス3-105(S)を使ってみた感じは
最初は少し面喰うくらいにピンピンした感触で硬いです。
手元調子という割にはダイナミックゴールドと比べてもインパクトまでの時間的余裕が無い感じを受けます。
軽い故に尚の事「ピュッ!」という感じでも戻るので、とんでもなく張りがある感じがします。
120シリーズがゆったりとして振りやすいシャフトだっただけに、その軽量版と思って買うと全てが別物過ぎて驚かされます。
ドライバーのヘッドスピードが44~45くらい(飛距離にして230~250ヤード)の人が使って良さを発揮できる感じで、それ以下の方は硬さだけが強調されてしまい、無駄に力んでスイングを壊してしまう可能性があるような気もします。
N.S.PRO MODUS 3 105が合う人は?
前述の様にヘッドスピードが速めのゴルファー。
切り返しのタイミングが速いゴルファー。
この様なタイプの方がしっかりとダウンブローで打ち込んでいくとシャフトの性能を発揮できると思います。
手元付近にグッと負荷をかけて、先端のしっかりした剛性を利用して打つとブレの少ない安定した球が打てます。
ヘッドスピードが遅めの方が無理に硬めのフレックスを使うと、薄い当たりやシャンクが出やすくなるかもしれません。
日本ではRフレックスは柔いと思われているかもしれませんが、現在のシャフトに関しては決してそんな事は無く、特にこのN.S.PRO MODUS 3-105シリーズに関しては、Rフレックスで純正シャフトのSと同等くらいの感じになると思います。
なので選ぶ際には普段使っているフレックスよりも1ランク~2ランク落として検討、試打される事をお薦めします。