ヒロ内藤氏がトゥイッチングを世に広める事となったルアーがバグリーのバッシングシャッド
バスブームで徐々にワームでの釣りが主流になってきた頃、ヒロ内藤氏が広めたトゥイッチングで使うと、ワーム釣りで混み合った釣り場の中からでもバスをキャッチできる事に、バスフィッシングの奥の深さを感じたものです。
ミディアム以上のベイトロッドに16ポンド前後のナイロンかフロロカーボンラインを組んで、着水後にリーリングで少し潜らせてから、上方向へフッキングする様に胸にリールを引き付けながらシャクると、「ブルブルッ!」と強い感触を感じれるほど水を噛んで、かなりバタバタと暴れる動きをして、止めると同時に急速に浮き上がる動きをします。
その瞬間にまた強めのトゥイッチングをする事で、浮き上がる途中から急潜航と暴れる動きで誘い続けます。
どちらかと言うと、食性というより反射(リアクションバイト)で喰わせるイメージです。
動きはシャッド形状の見た目に反し、想像以上にバタバタと暴れまくります。
バッシングシャッドを日本に広めたのは王様こと村田基氏。
当時、ヒロ内藤氏と懇意にして一緒に釣りに行っていた村田基氏が、メディアに出る際にメインで使ってメジャーになりました。
マッディウォーターの霞ヶ浦で、シャッドカラーのバッシングシャッドをトゥイッチングし続ける村田基氏の姿が思い出されます。
基本的にオーバーアクションなので、つま先立ちになる勢いでトゥイッチングしてましたが(笑)
まあ、色々と賛否両論のある王様 村田基さんですが、当時のバスブームのすそ野を広げるという意味では、地味なB級パスプロよりもずっと影響力があって良かったと思っています。
バッシングシャッドも村田氏の著書「間違いだらけのバッシング」で紹介され、当時のビデオでも使っていた為、非常に人気になりました。
実際に信じて使うとかなり釣れるんですよね!
もう廃盤なのかな?