これはこれでアリなのでは?と思わされる安価で高性能ボール
ボールを曲げてしまい、林の中を捜索していると高確率で発見・遭遇するのが「ホンマD1」。
なんだ…またD1か…くらいに普段は思っていましたが、先日あまりにもピカピカのD1が落ちていたので拾い上げ、最新のD1ってどんな感じなのだろう?ってな事で、ラウンドの後半をホンマD1で回ってみました。
嗚呼、なんと安上がりで安直なボールレビュー記事なんだ^^;
ドライバーでのティーショット
使っていたドライバーはPRGR RS(2018)ドライバー。
10.5度を一度立たせた9.5度仕様。
シャフトはアッタスパンチ(6S)。
飛距離性能はすこぶる高いですね!!
普段使っている同じメーカーのホンマTW-Xと遜色無いか、下手もすればロースピンの分、総飛距離は飛んでいる感じがします。
まあ、本来は機械を使って測定できれば良いのでしょうが、このブログはそんな物は全然使わないアナログ仕様(笑)
ただ、普段一緒に回っているシングルゴルファー(いつもは飛距離で負ける)を何度かオーバードライブしたので、実際に飛んでいるのでしょう。
アイアンショットでも飛距離は出ます
この日のアイアン
PING i500 3i〜PW
本間D1は、アイアンショットでもロースピンの為、十分な飛距離が出ます。
尚の事、よりによってこの日のアイアンは飛び系の超ストロングロフトで、しかもフェースの反発係数が半端ないPINGの「i500」アイアン。
スピンが少ないので低く出してグリーンに止めるのは難しいですが、しっかり打つと高く上がるので、スピンでというよりは落下角度で止めるというイメージの方がしっくりきます。
ただ、それでもビタッと止まるほどのスピン量は無いので、狙うならグリーン手前、花道付近を狙って落としてファーストバウンドさせながら、2バウンド目以降にグリーンに乗せる様な攻め方が良いでしょう。
アプローチショットは「転がし系」が向いています
ウェッジでのショットでもスピンは決して多くはないので、落とした位置から足を使ってランで寄せるというアプローチに向いています。
インパクト時にボールの重さがあまり感じられず、スポンッ!と浮く感じで急上昇します。
高さは出るものの、スピン自体は多くないので落ちてからランが出ます。
なので、正確に落としどころを決めて落とせたとしても、その後のランの距離が読めないので、それならば最初からランを出す事を前提としたランニングアプローチを選択した方が賢明です。
まあ、止まらないと言っても通常営業のセッティングであれば必要にして十分なくらいは止まります。
それよりも、アマチュアゴルファーにとって飛距離性能の方がメリットがあると思います。
しっかりとインパクトできなければ、高級ツアーボールを使ってもそれほど止まるものではないので。
飛距離性能と廉価版としてのディスカウント価格は、アマチュアゴルファーにとって最高のメリットと言っても過言ではないでしょう。
ホンマD1のメリット部分でまとめると
ホンマD1のメリット。
高価なボールに比べて金銭的に無くす事に対する恐怖も少ないですし、思い切って振って行ける事で尚のこと曲がり難く、またロースピンな事も曲がり難さには貢献しています。
スコアメイクはアプローチとパターと言われますが、ティーショットが曲がればスコアは壊滅します。
低いスピン性能や、アプローチやパッティングでの硬めの打感も、D1だけを使い続けていれば十分アジャストできます。
確かに高性能なボールは「飛距離」と「スピン性能」という相反する性能を高い次元で併せ持っていますが、トップアマ以外のアマチュアゴルファーが、その性能をどれだけ享受できているか?と言われたら甚だ疑問です。
これはこれでアリなのでは?
と、先日のラウンドの後半のハーフを使ってみて改めて思わされました。