トゥイッチング ルアーアクション 其の一

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ルアーをコントロールするテクニックというものが数種類ありまして、ただ巻きでも釣れる事は釣れるのですが、そこに色々なアクションを加える事で釣果が倍増します。

ここでは一つずつ動きを紹介していこうと思います。
まず第一回目は「トゥイッチング」です。
最も多用される動きの一つで、ミノー(ジャークベイト)、シャッドプラグ、クランクベイトなどで多く使われるテクニックです。

トゥイッチング(Twitching)とは神経系疾患の意味で、痙攣やビク付きという意味があります。

日本で昔からミノーと呼ばれていたプラグは、海外ではジャークベイトと呼ばれます。
その名の通り「ジャーキング」というテクニックが中央にあって、それよりも短い移動距離でアクションさせるのが「トゥイッチング」になります。
またジャーキングよりも長い距離でアクションさせるリッピングというテクニックもあります。

トゥイッチングの動かし方ですが、ルアーをキャストし着水させラインを巻いてルアーを水中に潜らせます。
一定の層まで潜ったところで、一度のアクションで5㎝~10㎝くらいを移動できる分くらいのラインスラックを作ります。
ラインをピンと張った状態から少しだけロッドティップ(竿先)を戻してラインを緩ませるイメージです。
その緩んだ分のラインスラッグを、ロッドティップを上や横に煽ってチョンと張り、その後に一気に同じくらい緩めます。

この動きで水中で右を向いていたルアーはビクつきながら顔を左に向けます。
左に向ききる前に同じ動きで操作すると、今度はまた右を向きます。
この動きを続ける事で、水中でのウォーキング・ザ・ドッグの様なアクションが可能になります。

サスペンドモデルとフローティングモデルを使い分ける。

サスペンドモデルを使えば、動きを止めた時にそのレンジのままステイし、そこから急にまた動き出す事でバイトを誘発できます。
春先の追いがまだそれほど早くない時期なども、レンジを変えずに攻めれるので、バスが追いやすくなります。

逆にフローティングモデルを使えば、左右の首振りの他にアクションを付けた時に少し潜る動き、緩めた時には浮く動きが加わって、それが効果的な場合もあります。
タイミングによっては急速に浮き上がっていくものに強烈に反応する時があるので、気に入っているルアーにサスペンドモデル、フローティングモデルの2種類がラインナップされている場合は、両方持っていると重宝します。

春先のウィードエリアなどでは、ビッタリと止まるサスペンドモデルよりも、ゆっくりと浮き上がるスローライザーが効果的な場合もあります。
寒さで不調になったベイトが潜ろうとしてビクつき、でも力が無くなってゆっくり浮き上がっていくからだと言われています。

トゥイッチングが最も効果的なプラグは。

一番相性が良いのはシャッドプラグになります。
細身で全長も短いので、アクションに対する反応も良く、シャープに動きます。

ミノーでも悪くはないですが全長が長い為、シャッドプラグほどクルッと動く感じではなく、そのままの態勢でビクつく動きになります。
クランクベイトも反応は悪くはないですが、どちらかというとカバーやストラクチャーに当てる使い方の方が向いていて、オープンウォーターでのアクションであればシャッドプラグの方に分があります。

逆にクランクベイトであれば、トップウォータープラグ的にバンク(岸)やカバーぎりぎりにキャストして、そこでトゥイッチングで少しだけ沈めては浮かせるという動きで、クランクベイトの丸みを帯びた体積を利用した強めの水面波動を出す事ができます。
これに反応するバスも結構います。

また、同じ使い方でラトリンログロングAなどの大型のミノー(ジャークベイト)を使うと、こちらも大き目の水面波動+切れ込む様にギラッと潜る動きで誘えます。

このスラッグを使った動きは、全ての基本になるので是非マスターして下さい。

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バス釣りのつぶやき
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