最初の出会いは、フィールドで拾ったシステム2。
ホームの池で拾ったディプシードゥーのシステム2。
存在は知っていたものの、あまりにもインパクトに欠ける風貌に購入意欲が沸かず使った事がありませんでした。
それがある日、ホームグラウンドの野池で拾い、何気なしに使っているとポツポツと釣れます。
引き心地も軽くて楽だし、何より思った以上に魚を呼び寄せている気がします。
その日は数本釣って終了しましたが、実釣時間の割には結構確率が高いなぁと思いました。
その後、色んな場所で使ってみましたが、毎回安定してバスを連れてきます。
これは思った以上に高性能なのでは?と思い、それから一軍入りをしてボックスから外れる事のないルアーになりました。
ワームでの釣りが全盛の時期に開催された1998年の第12回「バサーオールスタークラシック」において、吉田幸二プロがディプシードゥーを使い続けて優勝。
クランクベイトがウイニングルアーになるというのが新鮮でした。
ワタクシも元々ハードルアーの釣りに抵抗のない気質だったので、モデルAとのローテーションで1.5m前後を攻めるクランクベイトとしてずっと使用していました。
特にリザーバーや少し流れのある様なフィールドにおいては、かなりの釣果をもたらしてくれるルアーです。
しかもスクールが入ってくると連続してキャッチする事ができるのです。
あの波動の少なめな動きがバスをスレ難くして躊躇なく食わせる事ができるのかな?と思いながら使っていました。
その後にディプシードゥーを溺愛し、全ての水深のモデルを購入。
その毎回安定した釣果に感心したワタクシは、その後に全ての水深のモデルを購入しました。
もうこれだけでも良いのでは?何て思うほどでしたが、やはりモデルAなどは時に強烈な威力を発揮しますし、障害物を回避するスナッグレス効果が高いので外す事はできません。
音色の違いでCB(ラッキークラフト)の50~200シリーズと使い分けたり、または川などで何故か爆発する事の多いディープX100(メガバス)なども外す事ができないルアーの一つです。
こうしてみると、あの時に野池でディプシードゥーを拾わなければ、ここまで使い込む事もこうやって記事にする事も無かった訳で運命的なものを感じます。
今は以前ほど釣りに行く機会は減りましたが、今でも行くときには必ず携帯していくクランクベイトです。