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オリジナルログ/ラトリンログ(スミスウィック)

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バス釣りルアー列伝

目次

  1. 絶対に持っていなきゃダメなジャークベイト ログ
    1. 但し欠点が…
    2. 動きの特徴
  2. アクションの付け方
    1. ジャーキング
    2. トゥイッチング
    3. リッピング
  3. ジャークベイトの威力

絶対に持っていなきゃダメなジャークベイト ログ


ログはロングA(ボーマー)と並んで、絶対にタックルボックスの中に入っていなければならないジャークベイト(ミノー)だと思っております。
ワタクシ個人としては、ラトリンログよりもオリジナルログの方を溺愛してます。
(写真のモデルはオリジナルログ)

サーチベイトとしてペンシルベイトを挙げる方もおりますが、魚の場所をサーチするだけでなく、そのまま釣ってしまおうと思ったら水面直下のジャークベイトの方に分があります。
その中間としては、ラッキークラフトのサミーの様な、ややダイブをするタイプのペンシルベイトになるでしょうか。

オリジナルログ、ラトリンログともに強烈に釣れるルアーです。
オリジナルログの方が動きにキレがある代わりにロングキャストし難く、潜行深度もラトリンログに比べてやや浅めになります。
ラトリンログの方は、ラトルが入っている分、ややロングキャストができますが、それはあくまでもオリジナルログに比較しての話しであり、こちらも決してキャストのし易いルアーではありません。
重心移動システムなどを備えた国産ミノーと比較すると、飛距離性能に関しては雲泥の差があります。しかし、いくら飛ばないと言っても、このルアーが持つ独特の動きだけは特別で他のルアーで代用できませんし、飛べば釣れるというものでもありません。

但し欠点が…

飛ばないって事も欠点の一つではありますが、それよりも遥かに超越する欠点があります。
「超絶ハズレ」の個体があるって事です。
これだけ長い期間作られ続け、売られ続けていて、しかも何度もウイニングルアーにもなっているのに、未だに物凄い「ハズレ」個体があります。

「ハズレ」個体に当たってしまい、それでも折角買ったので悔しいからとひたすら投げ、ひたすらジャーキングをしても全く釣れず…時間が勿体ないからと別の一軍ログに変えた途端にいきなり釣れたなんて事も多々…本当にこの差は一体何なのか?魚に聞いてみなければ分からないレベルです。

こればかりは日米の工業製品の制作精度の差なのでしょうか?
アメリカ人がコーラ飲みながら鼻歌まじりで作っている姿を勝手に想像してしまいます。

動きの特徴

ジャークをかました時に、ロングAの様に左右にぶっ飛ぶというより、バランスを崩しながらヒラヒラッとした感じの動きを見せます。
その動きも良いのですが、ジャーク間のポーズ時にキックバックする様に尻側から浮いてくる動き、そこからまた突っ込みなおす動きが魚を魅了しているように感じています。

その動きを利用して、バンク(岸)ギリギリにキャストしてポーズ、そこからトップウォーター、中でもポッパーやスイッシャー系をモジモジさせる時の様に、チョンとトゥイッチ、止めてキックバックさせながら浮かす。
これで食ってくるバスも多いです。
いきなりジャークしてバンクから離してしまう前に一度この誘い方を試してみる事をお勧めします。
ジャーキングはそこからでも十分にできますので。

アクションの付け方

ログのアクションはおおまかに3種類です。
それを一つずつ説明していきます。

ジャーキング

ログの…というよりジャークベイトというくらいなので、ジャークベイトへのアクションでは定番中の定番はジャーキング。
着水後にラインを緩めてスラックを出して、そのスラックをロッドで30㎝くらい一気に煽って叩いたら、直ぐにロッドティップを戻してダートさせるを繰り返します。
その日の釣れるリズムがありますので、それを探りながらジャークするのが王道です。
「チャッ  チャッ  チャッ」
だったり
「チャ チャ チャ チャ」や「チャッ  チャ チャ  チャッ」
だったりという感じです。
やや広めのフラットなオープンウォーターで、下にウィードがある様な状況において線と面で幅広く探っていく様な釣りで威力を発揮します。

トゥイッチング

食わせたいエリアが、よりスポット的に狭い場所などではルアーの移動距離を極力減らして、小さく緩めたラインスラックを「チョン」と煽って直ぐさま戻すのを繰り返していきます。
ルアーが潜ったら、直ぐに浮かす様なイメージでしょうか。
浮く前に次のアクションを加える事で、ジャーキングよりも移動距離を抑えながらバイトを誘っていく事ができます。
またはジャーキングとトゥイッチングを織り交ぜていくと、より複雑な誘いが可能になります。

リッピング

ジャーキングの強烈バージョンで、ラインスラックじゃなくルアーそのものをロッドのバット部分のパワーを使ってスイープフッキングする様に一気に1mくらい引きます。

いきなりリッピングから入るというよりは、ジャーキングやトゥイッチングで釣った後にリッピングでもう一本追加する様な感じです。
クリアウォーターで見えバス相手にアクションへの反応を見ていると、数本釣れた後のバスはルアーに追従してくるものの、警戒心が高くなってきて一定の距離を保ってバイトしてこなくなります。
そこでジャーキングやトゥイッチングをしてもバイトに至らず、ボートや人影が見えるところまで付いてくると戻って行ってしまいます。
そんな時にリッピングをかますと、突然スピードを上げて去っていこうとするルアーに対し、本能的に
「逃げられる!」
と思うのか、猛然と急加速して食ってくる事が多いです。

この様な状況をクリアウォーターで見る事で、見えない水深でも同じことが起こっている事を想像する事ができて、自信を持ってアクションさせていく事ができたりします。

ジャークベイトの威力

ルアーを餌として食ってくるシチュエーション、食う気の無いバスに無理やりスイッチを入れさせて食わせたりするシチュエーションなど、かなり攻めのバリエーションが広く、テクニックを身につけているとかなり重宝するのがジャークベイトです。

オリジナルサイズのAB1200(ノンラトルのオリジナルログ)でも、お前じゃ食えんだろ!!ってチビも食ってきます。
オリジナルログ
なので小型のARAだと

レンジが合った場合、ボコスカ釣れます。
もう何事か?ってなくらいの連荘が掛かったりもします。

一度でもその破壊力を体験しないとやり続けるのは難しいですが、とにかくハードプラグの中でもトップクラスに釣れるルアーなので、是非一度、ジャークベイトで爆発的な釣果を経験するまで練習してみてほしいと思います。
これをモノにすれば一気に釣りの幅が広がるのは間違いありませんので。

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