【最重要】正しい腕と手首の動きを覚える。

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【腕と手首はクラブの重さで固定(ロック)された状態で使います】
だからこそ、再現性が高くなるのです。
この正しい「腕と手」の動きが分からなければ安定したゴルフは始まりません。

ゴルフクラブ=編重心 日常にある道具とは使い方そのものが違います

偏重心になっているゴルフクラブを通常の野球スイングのままで、しかも形だけ「ハンドファースト」にすれば、フェースが開いてスライスやシャンクが出やすくなります。
また「ダウンブローだ!」と言って上から打ち込もうとすれば、それもフェースが開く動きになる為に捕まらなかったり、シャンク気味の球が出ます。
つまりゴルフクラブは野球のバットの様に使ってはダメだという事でうs。

ゴルフスイングにおいて、体は開いて打ちます。

プロゴルファー達、特にPGAの選手達のスイングを後ろから映したものを見ると分かりますが、両方のお尻が後ろからしっかり見える様にスイングしています。
つまり体を思いっきり開きながら打っているという事です。

筆者の長年の疑問はここにありました。

ハンドファーストやダウンブローが絶対に必要と言われるけれども、一体どうやって打てばその形でまともな球が打てるのだろう?
どう考えてもハンドファーストやダウンブローとフェースが開く動きは同一だぞ?
体は開くなと言うけれど、プロゴルファーは思いっきり体を開いているぞ!…と。

そして、やっと本当の「正しい腕と手首の動き」を知り、クロスワードパズルのパーツが埋まるが如く、それまでの疑問が一気に解決したのです。

文字で伝わるかは分かりませんが…汗

先ずは正面を向いたままで、腕と手の動きだけ練習します(あくまでもドリルです。)
先ずは最初に腕をロックさせてしまう癖を付けます。

◎このローリー・マキロイのレンジでの1分30秒あたりからの動きが一番自分の思う感覚そのものです。
Youtube「Rory Mcilroy Backswing Drills On The Range

①通常通りにクラブを握ったら、前傾せずに体の正面で剣道の構えの様に自然に両手を伸ばしてクラブを持ちます。
剣道と違うのは両手がくっついて握っている事だけです。

②そのまま両腕を右に捩じる様に回旋させてクラブヘッドを自分の右側に倒し、両腕がクラブの重さでロックされて止まるまで回します。
するとヘッドが右下に垂れて、ネジられた左肩とグリップを握った手が少し持ち上がってくる形になり、バックフェイスがボールに向く感じになります。

③その状態のままで、両手首でシャフトを前方にローリングさせる様にして前方でロックされるまで回すと、右手は背屈、左手は掌屈(まねき猫の手の形)になり、この動きで両手首もロックされます。

④その状態で通常通りに前傾姿勢を取るとフェースは地面を向いて閉じます。
そのまま体を開いてインパクトの位置まで持ってくと、体の開いたハンドファーストインパクトの形になります。

目指すのはこの形です。

慣れないうちは、クラブが右に倒れ一緒に両腕も右回旋してロックされると、完全にひっくり返った様な形になるので、このままバックフェース側でボールを打つの?という変な感覚になるかもしれません。

この形のまま、できるだけフェース面を変えずにボールの右側にセットしたフェースを真っ直ぐスコアライン通りに後ろに引き抜く様にテイクバック、切り返しからインパクトまでは、ボールの右側をフェース面を変えずにスコアライン通りにトゥからヒールに向かって擦り上げる様に「突く」感じで打ちます。
ここの動きはローリー・マキロイ選手の手を自然落下させながらヘッドを出す動きを参照して下さい。

その際に右サイドを突いていく動きをするには、左サイドは後ろに引かなければなくなります。
その為、必然的に左サイドはインパクトをする為に開いていく事になるのです。
開くと言っても能動的に自分でカパッと開くのではなく、後ろに引いた左腰に引かれて開いていくという意味です。

再現性が高くなる理由

このスイングの再現性の高い理由は両腕が「ロック」されたまま振るからです。
もしも、筋力を使って空中にクラブを持ち上げたとすれば、クラブヘッドはそこから右にも左にも動かせるニュートラルな状態になっています。
しかし、両腕がロックされているのであれば、もうそれ以上両腕は右には回らない状態です。
手首も動かない状態でロックされます。
その固定された状態をキープしながら腰と体幹を使ってボールにアタックしていくので、同じインパクトができる確率が上がるという訳です。

コツの語源は日本語もドイツ語も骨(関節)なのです。
筋力、筋肉という毎回不安定になる要素を使うのではなく、長さの変わらない体の部位を利用するからこそ再現性が高まります。
捻られて伸びた左腕、建物の筋交いの様に体の前に入ってくる右肘など、毎回長さが変わりません。
是非、練習してみて下さい。

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