次なる目標は「そびえ立つ恐ろしく高い壁 スコア80切り」
「90切り」を達成すれば、自ずと次なる目標は「スコア80切り」となってきます。
何もいきなり10ずつ目標スコアを下げて行かなくても…とは思ったものの、目標は高いほどチャレンジ精神が生まれるってなもんです。
ここまでの「100」「90」「80」と10刻みの壁の越え方として
「100切り」
半分がボギー、半分がダブルボギーを基準としてクリア。
ボギーが一つ増えればダブルボギーも一つ増えてもOKというペース。
「90切り」
全ホールボギーを基準として、どこか1ホールをパー以上でクリア。
パーが1つ増えると、同数のダブルボギーが相殺される。
当然ダブルボギー以上を打つと、その打数分のパーが必要になる。
さらにその上の「80切り」となってくると、1ラウンドで許される「+」のスコアは18ホールで7点まで。しかも前半か後半でのハーフ30台というスコアは必ず要求される。
という感じで、一気に難易度は上がります。
いや、実際にスコア90を切ったばかりの時点では、ここから10点近く減らすのは絶対に不可能だと思えてきます。
先ずはハーフラウンドを増やし、ハーフ30台を目指す。
いきなりの「80切り」は不可能かと思った筆者は、できる限りラウンドの誘いを断ってハーフラウンドに通いました。
先ずはハーフ30台の感覚を掴む必要性があると思ったからです。
3年目に入って、スコア80台はチョクチョク出る様になってはきていたので、ハーフのスコアも「42~45」というのが多くなります。
しかし、なかなかハーフ30台というのが出ません。
今日は調子が良いな…と思う日でも「40」や「41」。
やはり3オーバーまでしか余裕が無いというのは非常に難しい条件です。
何と言っても、1つダブルボギーを打つと残りはもう1点しか余裕が無いのですから。
2つダブルボギーを打った時点で、どこかでバーディが必要になってきます。
スコア90を切った7カ月後に
90切りをした丁度7カ月後のラウンドの後半、ついに「39」というスコアが出ました。
しかし前半が「41」だったので「41-39」で惜しくも80切りは達成できませんでしたが、目標としていたハーフ30台は達成されました。
ここまでに一番努力したのは、やはり「転がしアプローチ」と「パッティング」の精度アップでした。
とにかくグリーンに乗らなくても転がして寄せれる範囲に落とす事を心掛け、グリーンに乗せたら全集中して寄せワンを取っていく。ひたすらこの繰り返しです。
アマチュアゴルファーにとって、全てパーオン、2パットという形でパーを取り続けるのは不可能だからです。
このくらいのスコアになってくると、1打の重みがあまりにも大きくて、90切りを目指していた頃などに比べて、ゴルフが楽しいという感覚が薄れてくるのを感じていました。
とにかく肉体よりも精神的な疲労が大きくなってきます。
3年目は、この後に「80台」と「90台」を繰り返しながら、ベストグロス「80」で終了しました。