2度目のラウンドは難易度高めの名門コース
2度目のラウンドの日がやってきました。
結局、前回の初ラウンド以降何も進化している気が丸っきりしないのです。
少しだけクラブに慣れてきたかなってなだけ。
この頃は…というより、これから数年間ずっと勘違いしている事に気づかなかった事があって、それは面でボールを打つイメージそのものが間違っているという事。
その為、必死に面をボールに向ける為にグリップを握ってフェース面をキープしようとしていたんですね。
初心者あるあるです。
2度目のラウンドもトリプルボギースタート。
時折ちゃんと当たるものの、その後はダフリやトップでグッドショットが続きません。
もう心底理解のできないスポーツだと何度思った事か。
全力で振り上げたヘッドを、全力で振り下ろしてボールに当てる。
このイメージが諸悪の元凶だって事は後から気づくのですが、この頃は教え魔のオッサンや諸先輩方の助言を聞いている限り、これが正しい動きだと思っていたのです。
そして、この動きをミス無く何度も再現できる様に練習するのが必要なのだと信じていたんですね。
今思えば、あんな編重心の塊みたいな道具を野球のバットの様に、またフェースの面に関してはテニスや卓球のラケットの様に扱える訳がないのです。
それは決して意地悪であのバランスになっている訳ではなくて、クラブを上手く扱えた際にボールをどの競技よりも遠くに飛ばす事ができるようになる構造なのでしょう。
そんなこんなで、必死に各ホールをクリアして2度目のラウンドが終了しました。
2度目のラウンドのスコアは?
人生2度目のゴルフのラウンド。
スコアは118というデビューよりも悪いスコアになりました。
コース自体も前回より難しいから仕方ないとは言われましたが、ゴルフを始めたばかりの自分にとってはその難しさすら理解ができず、ひたすら前にあるグリーンに向かうだけで必死でした。
まだショットが当たる事に喜びを感じていたので、アプローチやパッティングの重要性にも気付いていませんでした。
パットの仕方もグリーンの読み方も何も分からないので、グリーン上での楽しみが理解できていなかったんですね。
またショートゲームの距離感なども全然だったので、アプローチで寄せる楽しさも皆無でした。
今となっては、ショートゲームの精度に喜びを感じる様になるのですから人間変わるもんです。
まだまだ練習しなければならない事が多すぎて、ゴルフというスポーツの奥深さや世の中の人達がハマる理由が少しずつ分かってきました。