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「教え魔の恐怖」を知る。これにハマると大抵遠回りになってしまう。

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アマゴルファー物語

教え魔のおっさんにハマる

練習場であう知り合いの中には良く言えば「教え好き」、まあ俗に言う「教え魔」が一定数含まれます。
関わると非常に面倒臭いのだけれど、こちらもズブの素人なだけに反論する事もできず…。
レッスンに通っているなら
「レッスンプロから他の人に話しを聞かない様に言われてるので…。」
とでも言って逃げられるのでしょうけど、初めて会った時に
「レッスン通ってんのか?」
と聞かれて
「いや、通ってないです。」
と答えてしまっている以上どうしようもありません。

今思い出しても、言ってる事はメチャメチャだし、全てが過去の自分の成功体験なだけで、何一つ論理的な部分が無く…。
「もっと手を高く上げろ。」
だの
「ボールから目を離すな。」
「頭を動かすな。」
など他の人と同じ受け売りばかり言って、なかなか自分は打って見せないのも教え魔の特徴です。

あまりに面倒臭いので、
「自分のボール打ってもらってよいので、打ってみて下さい。」
と言って打たせてみると、トップしてゴロとか打っちゃうし。そんで
「今の失敗!」
だって。
で、もう一球打ってそこそこ当たってご満悦な表情。
あの~、ゴルフって一回しか打てないんじゃないの?

でも、こんな光景は今でもよく見かけます。
少しだけ先に始めた先輩ゴルファーが、連れてきた後輩などにスイング理論の大演説をかましていて、やっとその本人が打ったと思ったらゴロや、どスライスを打っているシーン。
よくその程度で周りに聞こえるくらいのボリュームで大演説できるな…と、ある意味そのハートの強さに感心してしまいます。

で、話しは戻るけれど、自分に対しての「教え魔」はゴルフ歴は恐らく40年以上で、当時(今もさほど変わらず)スコアは90チョイから100チョイくらい。
で、割と簡単なコースで非常に調子の良い日で80台ってな感じ。
丁度このあたりのスコアの人が「教え魔」になる可能性が高いんだよね。 

翌月にはコースデビューを控えて

実は翌月に業界のゴルフコンペがあって参加が決定していました。
なので少しでも練習したいのに、教え魔オッサンがまとわり付いてきては、一球打つ毎に「今のはこうだったから…。」とか煩くてしょうがない。

そのうち練習場に付いても、その人の車が無いかどうかをチェックしてから入る様になっていました。

「ちょっと自分もゴルフやってみようかな?」
と折角言い出した息子(長男)を練習場に連れて行った時に運悪く遭遇し、勝手に人の息子にレクチャーを始めました。帰りに
「ゴルフって面倒くさそう…。」
と言って、それ以来ゴルフをやりたいと言わなくなったので、個人的には非常にムカついていて、いずれ絶対にアンタより上手くなってやる!と心に誓ったものだです。
まあ、今となっては、その時期のゴルフに対するモチベーションのキープと練習に打ち込むエネルギー源となったので良かったかな?と思っていますが(笑)

その後、近所の練習場でそのオッサンとも遭遇する事も無くなってきました。
もしかするとその練習場から出入り禁止にされたのかもしれません。
色んな人を捕まえては、頼まれてもないレッスンをしていたので。

後日(と言っても既に自分がスコアでそのオッサンには負けなくなった頃)に、ふと別の練習場に行ってみると、そのオッサンの車があって、懲りもせずに初心者相手に教えていました(笑)
で、久しぶりに自分に会うと
「よっ!」
くらいしか言わず、近寄っても来なくなりました。
散々能書きを垂れて、ダメ出ししていた人にスコアで何度も負け続けるのが屈辱的だったのでしょう。
今となっては逆にどんな理論を言ってくるのか聞いてみたくもあったのですが。

とにかく、変な「教え魔」にハマるとスイングをメチャクチャにされた挙句、遠回りになって金と時間の無駄になるから皆さんも気をつけましょう!と声を大にして言いたいところです。

本当に上手い人、スイングや打球を見ていて、この人に教えてもらいたいなぁ…と思うような人は、黙々と練習していて絶対に自らは教えてはくれないものです(笑)
きっとゴルフにおいて安易に助言する事の危険性をよく知っているからなのでしょう。

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