やはり強烈に現場に強くてやさしいアイアン PING G25
初めて行くコースにPING G25アイアンを持ち込んでみました。
ワタクシのPING G25アイアンのスペック。
4番~PW ライ角カラーはノーマルよりややアップライトなイエロー(現行カラーではグリーン)
引っ掛けやすい9番とPWはノーマルより少しフラットなパープル。
シャフトは純正CFS 後から買い足した4番のみS。5番~PWまではX。
練習場で打ち比べた感じでは、少し芯が広めかな?くらいで、マッスルバックとそこまでの大差を感じなかったのですが、コースで使うと(あれ?今のもしかしてクラブに助けられた?)みたいなのが何回かありました。
初めてのコースで、しかも同伴者も皆コースを知らない面子だったので、ティーショットを打ってセカンド地点に行ってみると
「ええっ!ここってこうなってたの??次狙えないじゃんか…。」
みたいな事も多々あり、実際コース自体も難しいのだけれど、それに加えてコースがまるっきり分からない分、難易度が加算されている感じでした。
打ち上げ、打ち下ろし、ドッグレッグが多いコース
コースそのものはトリッキーで平地が極めて少ない印象。
なので必然的に斜面ショットが多くなります。
そんな時に出るハーフトップ気味のショットがしっかりと上がって飛ぶので、G25アイアンは非常に重宝します。
グリーンに向かって打ち上げのホールなどでハーフトップが出ると、絶対に手前のバンカーだな…と思いながら登って行く事になりますが、行ってみるとバンカーをギリギリ超えていて、バンカーとカラーの間にある!みたいな事が多いのです。
そこから寄せワンなどが決まってパーで上がれると、得した様な良い気分のまま次のホールへと入って行けます。
この精神面の部分が大きいなあ…と非常に感じました。
もしかするとクラブそのもののイージーさよりも、実はこちらの方が重要なのでは?と。
後半はフェードで
結果から言うと、この日のスコアは45-43の88。
コースレート72くらいの初見のゴルフ場だと考えれば、まあこんなものかな?と思ってます。
落としどころが分からなかったりする事が多かったので、もしもう一度チャレンジできればアジャストできるな!ってな部分は感じました。
ドライバーでのティーショットですが、途中まではストレートからドロー気味にティーショットを打ってましたが、何となくコースの作りの癖が見えてきて、設計図とにらめっこしながら後半はフェード中心に攻めて行ったのが功を奏しました。
いつも思いますが、やはりフェードは練習しておくと何かと重宝します。
仮に曲がり切らないにしても、絶対に逆球だけは出ないというくらいにさえ練習しておけば、何の不安も無く左のラフに向かってアドレスを取れます。
そのままストレートになってしまえば左のラフ、フェードが掛かればフェアウェイセンターです。
同伴者の一人は、最近あまり一緒にラウンドしていなかったので、インテンショナルフェードを見慣れていない事もあり、ワタクシが左のOBゾーンに向かって打ち出した瞬間に
「あっ!!」
とか何回か言ってました(笑)
その後に
「あそこから戻って最後は真ん中に落ちるのね!!」
とちょっと感心されたりもして(笑)
インテンショナルショット
最近思うのは、ストレートだけでコースを攻略していくのは難しいって事です。
100切りくらいまでは反対に「ストレート弾道&コースマネジメント」だけでシンプルに行った方は良いと思いますが、それ以上のスコアを求めようと思ったら、インテンショナルショットの重要性が高くなってくるような気がします。
ストレートショットを狙うという事は、もしミスショットした場合、上下左右のどこにボールが飛ぶか打ってみるまで分からないという事です。
左がヤバいセカンドで怖がって体を止めて引っ掛けたり、右がヤバいところで必要以上に丁寧に置きに行こうとして薄めの当たりになって右にペラったり。
またまた、谷越え、池越え、バンカー越えの状況で、自分でボールを浮かそうとしてトップして転がったり…。
どれが出るのか分からない精神状態でショットをしようとすると、どうしても緊張で体がかたくこわばってしまい余計にミスショットに繋がる…と。
その点、もしフェードに自信があれば左側のミスを99%近く消せるという事です。
絶対に打ち出し方向以上に左にいかないのが分かっているだけでも、精神面では非常に楽にゴルフができます。
この精神疲労の累積が軽減されるという事は、思っている以上にゴルフというゲームをする上で大切だと最近は強く思います。
とは言っても、自由自在に曲げやすいマッスルバックとは違い、極めて直進性の高いPING G25アイアンではそこまでの操作は難しいのも確かです。
なので今回のインテンショナルショットに関してはドライバーでのティーショットでの話しになります。
あくまでもイメージですが、もしG25アイアンでフェードを掛けようと思ったら、左右のグリーンが近い2グリーンのホールにおいて、マッスルバックアイアンを使って左のグリーンの左端に打ち出して右グリーンの右端に乗せるくらいに曲げる意識が必要です。
それほどに直進性が高い(ややナチュラルドローくらいに捕まる)と感じます。
PING G25アイアンでのラウンドの感想
数回、PING G25アイアンを使ってラウンドしてみて、最もスコアを作りやすいのは、ドライバーはインテンショナルショットを使ってOBを絶対に打たないマネジメントをして、アイアンは縦距離をメインにしたマネジメントで攻略していくのが最も効率よくスコアを出す秘訣の様な気がします。
なので、今となっては珍しい、というかほぼ存在すらしない、ストロングロフトではないイージー系アイアン、飛び過ぎのミスも無く縦距離をしっかり計算できるPING G25の様なアイアンが重宝します。
その後の30~80ydくらいのアプローチは、どんなクラブを使っても絶対に必要になってくるので、これとパッティングだけは必死に練習して下さいませ。
これが今回のPING G25アイアンを使ってのラウンド記になります。
いや、マジで良い出物があったらシャフト違いでもう1セット買おうかな…。
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