UST Mamiya の10代目 集大成として設計されたシャフト
5年間の試行錯誤が生んだ集大成のシャフトは伊達ではありません!
振り心地、方向性、まるでクセの無い滑らかなしなり、もう文句の付けようが無いくらいの完成度を誇るのがTHE ATTASです。
確かにこれ以上の飛距離性能を持っているシャフトはたくさんあると思います。
しかし、ここまで扱いやすさに突出したシャフトは少ないのでは無いでしょうか?
好奇心旺盛な性格のため、道具に対して比較的浮気性の私もベタ惚れして長期間エースシャフトとして君臨しているのがTHE ATTASなのです。
時々、遊びのラウンドでは気分を変えて別のシャフトが挿さったドライバーを持っていく事はありますが、ここぞという時には絶対に「THE ATTAS +EPIC SPEED」で挑みます。
どうしても一発の飛距離が欲しい人以外は、是非とも一度は使ってみてほしいシャフトです。

UST Mamiyaのシャフトはこれまでも好きで色々と使ってきました。
6代目の6☆(ロックスター)、7代目のG7(ジーセブン)、8代目のPUNCH(パンチ)、新生アッタスでは11代目のJACK(ジャック)。
今回紹介するのは、それより古い10代目になります。
PUNCHの後に発売された9代目のCOOOL(クール)と、今回紹介する10代目のTHE ATTASは所有してませんでした。
個人的に先調子があまり好きではないという理由でCOOOLは買わなかったのですが、後に知り合いのを借りてラウンドで使った事に思ったほど球が散らず良い印象を持った記憶があります。
その後にATTAS CoooLの後継モデルと言われているATTAS KINGが発売され人気を博しました。
もしかするとUST Mamiyadは先調子のシャフト作りに長けているのかもしれませんね。
それまで周りに使っている人が居なかったこともあり「THE ATTAS」だけは打った事もなかったのですが、一か八かで思い切って購入してみました。
初めて練習場に持ち込んで打った時には、あまりの振りやすさに正直驚きを隠せませんでした!!
6代目の6☆(ロックスター)も癖の無いシャフトだったけど、もうこれはそれ以上。
それまでは50g台のS(スピーダーエボリューションⅥ )を中心に使っていましたが今回は6Sで少し重いスペックです。
まあ、6Sを使ってみたかったというより、中古で安く売っていたのが6Sだったという理由ではあるのですが、トルクが大きいのと振動数もそれほど高くないので、6Sでも硬く感じず打ち急がずにゆったりとしたタイミングで振れるのでGOODです。
UST Mamiyaのモデルは、「3⇒8⇒12」「2⇒6⇒13」「4⇒7⇒11」の様に〇代目の後継モデルという流れで発売されますが、このTHE ATTASは集大成モデルとして完全に専用設計で、マトリクスの分布図では完全に「ど真ん中」の設定になっています。
それまでのラインナップから近いものを選んでみると、癖の無さに関しては6☆(ロックスター)が一番近い感じですが、もっとトルクがあって中間部分から先端にかけて滑らかにしなる感じです。
6☆(ロックスター)も全体的にしなるタイプではありますが、THE ATTAS(ジ・アッタス)に比べると全体的に張りがある感じです。
しなり具合を例えると、「6☆」は弦を引いた時の弓の様な感じで、硬い物が綺麗に均等にしなるイメージ、THE ATTASは真円の半分が綺麗に均等にしなるという感じでしょうか?
6☆よりは多めにしなる感覚になります。
THE ATTAS(ジ・アッタス)の開発に関しては、この6代目の6☆の頃から同時進行で始まって、7代目の「G7」、8代目の「PUNCH」などと平行して5年くらいの期間を掛けてじっくりと作ったらしいですね。
まさに10年目としての集大成として本気で開発したシャフトなのでしょう。
カラーリング
THE ATTASのカラーリングは、これまでの歴代アッタスのカラーが全て入っていて、よく見ると中央が黒で「X」つまり10代目の「10」ってなってます。
ま、こんなの誰も気づかないでしょうけど(笑)
このあたりの遊び心がUST Mamiyaの真骨頂ですね。
THE ATTASのデザインをかっこ悪いと言う人もいますが、自分としてはゴルフのアイテムは派手でギリギリなくらいを攻めたデザインで良いと思っています。
遊び心があって良いですし、割と派手目な方がゴルフ場の芝の上では映えると思っていますし、可愛らしいとも言えるカラーリングなので気に入って使ってますね。
集大成としての記念すべきモデルにこんな遊び心をぶっ込んでくるあたりがUST Mamiyaの良いところです。
どこの道具のデザインにも否定する意見はあるものですが、デザインの是非に関しては個人の感性の部分も多々あるので、あまり否定ばかりしていると、結果的につまらないデザインの道具ばかりになってしまうのでは?と個人的には危惧しています。
実際に「THE ATTAS V2」のデザインは「初代THE ATTAS」のカラーリングへの反対意見を汲んだのか、かなり落ち着いた地味なデザインで登場しています。
飛距離性能 激飛びではないものの十分な飛距離は出ます。
一発の飛距離より曲がりが少なく振り切りやすい事で、結果的に平均飛距離が上がるタイプのシャフトです。
振った分なりに飛ぶって感じです。
若干スピンが入りやすい為、人によっては飛ばないという評価されたりもしてますが、決して飛ばない訳ではありません。
確かに、あまり低重心の大型ヘッドよりも若干浅重心のヘッドの方が相性が良いとは思いますが、どのヘッドにも合うのでヘッドの設計通りの球が出るという解釈で良いと思います。
飛距離はヘッド性能に依存されているという感じですね。
例えば真芯を食った時には「一発バカ飛び」するけど、ミスヒットの時に左右に散るシャフトというのは、コースでは結局怖くて振っていけなくなってしまい、結果的に飛ばないシャフトという事になります。
練習場では思いっきり振れるので飛びますが、現場の狭いホールなどでは、ミスした時の代償が怖くて振り切れなくなり、結果的に身体が止まって余計に曲がる事になります。
そういった意味では、「THE ATTAS」は一発の飛距離よりも、毎回ボールが落ちる位置が安定しているという実戦主義的なシャフトな感じがします。
後10ヤードの飛距離を求めてOBするより、多少飛距離は落ちてもフェアウェイキープ率が高い方が良いという事ですね。
やっぱりティーショットに関しては、飛距離よりも曲がらないことの方が重要な要素になります。
さらにスコアにこだわるのであればOBを打たないのは絶対条件とも言えます。
2打目はフェアウェイからの方が何だかんだ言っても結果は良くなりますので、ドライバーだけで無理に距離を稼ぎに行くのはあまり得策とは言えません。
250ヤード飛ばして林に入れて、仮にOBではなかったとしても真横にしか出せない状況なのであれば、2打で250ヤード進んだのと同じ結果になり、結局9番アイアンで125ヤードを2回打ったのと同じになってしまうという事ですから。
なので『安定性>飛距離』の関係性は実際のラウンドにおいては重要になってきます。
THE ATTASは手元はしっかりしてますが、とにかく中間から先端に向けてナチュラルにしなってインパクト付近で加速する感じ。
メーカーが謳う「粘走り(ねばしり)」って言葉に納得するシャフトです。
方向性に関しては抜群の部類だと言えます。
またしっかりと振れて真芯を食うと、「ATTAS PUNCH」の様な分厚いインパクトを感じることができます。
長く使っているのでタイミングに慣れてきたという事もありますが、私自身としては過去最高の飛距離がTHE ATTASで出ています。
THE ATTASに合うヘッドは?
個人的にはあまり大きくなくて浅重心のヘッドとの組み合わせが良いと思います。
割とスピンが入ってボールが上がり易いシャフトなので、平たくて後ろに長い深重心のヘッドだと吹ける感じになる人もいるかもしれないし、トルクがあるので重い大型ヘッドで万振りすると、やや振り遅れ気味になるかもしれません。
そういうタイプの人は「THE ATTAS V2」の方がトルクが絞ってあるので合うかもしれませんね。
初代に比べてV2は少しパリッとした感じのシャフトで、しなり戻ってくるスピードも速いイメージになります。
感覚としては「ATTAS 6☆」の感じに戻ったとも言えます。
個人的にはタイミングが取りやすいトルクがあるシャフトが好みなので、初代の「THE ATTAS」の方が好きです。
浅重心のヘッドを使い、シャフトで高弾道を作れるとロースピンのビッグボールで飛距離に繋ぐことができます。
また自分は若干スピンが多いタイプなので、ヘッドが小振りな「Callaway EPIC SPEED 9度」のロフトを立てて「8度」に設定して使ってます。
EPIC SPEEDの体積は460㏄の公表だけど、実際には448㏄らしいです。
この記事の文面からTHE ATTASは一発が無いシャフトに感じるかもしれませんが、バチンと返ってきてしっかりミートできると分厚く当たり、相当な飛距離は見込めます。
またスイングが固まっている人が使えば、相当曲がらないシャフトでもあると断言できます。
THE ATTASのまとめ
とにかく挙動にクセが無くて振りやすいシャフトです。
敢えて例えると「本気で予算と時間を掛けて作った純正シャフト」という感じでしょうか。
悪く言えば面白味が無いとも言えますが、この独特なしなやかな撓りは使っていて癖になります。
但しスピンは少しだけ多く入りやすい感じがします。
なので、元々スピンが多めの方は、少しボールが上がり過ぎて飛距離ロスをする可能性がありますので、その辺りを考慮してヘッド形状やロフトを選択すると良いでしょう。
私自身はロフトを8度にした他にも、長さを44.5インチと短くする事でスピンをさらに抑えています。
短くなった分飛ばなくなる印象かもしれませんが、スピン量が減るので飛距離は変わらないか、もしくはミート率が上がって逆に飛ぶくらいです。
個人的には過去に使ったシャフトの中で一番良いシャフトだと感じています。
本当に嘘みたくクセが無いので、各メーカーのヘッド性能や特性を知るには最適のシャフトになりますし、またこれを使ってボールが頻繁に曲がる様であれば、スイングそのものが間違っているという答え合わせにもなります。
カスタムシャフト選びに悩んだら、是非候補の一つに挙げてほしいと思います。
参考記事
ゴルフクラブにおけるシャフトの基礎知識と選び方・交換手順を徹底解説
カスタムシャフトやフレックスなどシャフトに関する悩みがある方はこちらの記事で詳しく説明されていますので一読してみて下さい!
ゴルフクラブにおけるシャフトの基礎知識と選び方・交換手順を徹底解説 | コラム |
東京都板橋区のインドアゴルフ練習場 RE:BIRTH GOLF STUDIO
https://rgolf.jp/column/20260418/
スコアを作るには基本を学ぶのも大切です。


