練習場マットでダフリ気味なら、芝の上では大ダフリ決定!
練習場に行った際に「ドンッ!」という音と共に「フワー」というボールを打っている方は多いです。
これだと少しダフリ気味で、言ってしまえばバンカーショットの練習に近いものがあります。
それでも、やや距離を落としながらも、そこそこの球が打ててしまうのが練習場マットの危険性です。
それであれば、思い切ってハーフトップを打ち続ける練習をした方が実戦に近い練習になります。
音としては「カシュッ!!」という乾いた音です。
イメージとしてはスコアラインの一番下か二番目辺りをボールの赤道か赤道直下にダイレクトに入れる感じになります。
ミスショットは完全な「カンッ!!」というトップボールになりますが、グリーン周り以外であれば、トップのミスはダフリよりもしっかり前に進める為、良いミスという事になります。
自分が思っている以上に直接ボールにコンタクトする。
アイアンショットにおいて、ドライバーの様にボールの後方をフェース面で叩くイメージを持つと必要以上に払い打ちになり、ロフトが増えた状態でインパクトになります。
7番アイアンのロフトが9番アイアンくらいのロフトに寝てインパクトしまうので、シャフトが長い分9番アイアンよりは幾分飛びますが、8番アイアンがしっかり当たった時と大差がない結果になります。
これが初心者の陥る、長い番手を持っても飛距離が変わらない理由です。
さらに長くなって当てるのが難しくなる分、インパクトに合わせにいって振り切れなくなり、8番アイアン以降は何番で打っても120ydの様な事になってしまいます。
なので最初は自分が思っている以上に「トップ」を打つ気持ちでボールに直接コンタクトするイメージを持ちましょう。
PW(ピッチングウェッジ)で低い球を打つ練習なども効果的です。
「腕と手の正しい形」のイメージを作ったら、例の如くスコアライン通りに戻す様に打ちます。
その時に「手首のロック」を担っているシャフトの前方ローリングをもう一段強めながらインパクトしてみて下さい。
するとロフトが立って、両腕、両肘が完全に伸び切り、ボールに当たり負けないインパクトの形が作れます。
この練習だけでもインパクトでロフトが立って、1番手、もし本当にフリップして、普段からロフトが寝てインパクトしていた方は2番手くらいアイアンの飛距離は上がる可能性があります。
確かにアイアンは飛距離を出すクラブではありません。 ※アイアンの飛距離に関する記事参照
しかし、あまりにも設計以下の飛距離しか出ないのであればそれはスイングを見直す必要があります。
是非、各番手で低い球を打ち出す練習をしてみて下さい。
思わぬ発見があるかもしれませんよ。
