初めて使ったマッスルバックアイアン。タイトリスト MB714
一度マッスルバックアイアンを使ってみたいと兼ねてから思っていた筆者が思い切って購入したのTitliest MB714でした。
例の如く中古で購入した訳ですが、手元に届いて箱から出した時のインパクトは忘れられません。
PING G MAXアイアンが届いた時は、そのあまりの大きさに笑ってしまいましたが、Titleist MB714はそのあまりにも薄いトップブレードとヘッドの小ささに笑ってしまいました。
こんなんで当たるの?っていうのが第一印象でしたね。
とんでもないものを買ってしまったのでは?という気持ちも正直ありました。
実際に練習場へ持ち込んでみると
恐る恐る打った最初の何球かは、薄い微妙な当たりでしたが、少しずつ慣れてくると思った以上に打てるものです。
ヘッドが小さいというより、段々とボールが大きく見えてくるのも不思議です。
まあ、打てると言ってもほぼ真芯で捉えなければグッと飛距離は低下します。
しかし真芯で捉えると極上の打感でクセになる感触です。
この感触を求めて数を打ち込んでしまうほどです。
シャフトはモーダス120(S)を選択しました。
ヘッドは4番~PW。
3番アイアンだけ別に探した後継モデルのMB716です。
スイングを始め、インパクトの質など色んな事を勉強させられるアイアンでした。
コースで使用した感想は
正直、このTitleist MB714を使用していた時期は突き抜けたスコアは出ませんでした。
やはりやや難易度が高いアイアンなのでしょう。
先ず飛距離が出ないという面があります。
これはもっとしっかりとダウンブローで打ち込まなければならないのかもしれません。
ロフトも7番で35度で、反発の弱い軟鉄という素材と相まって飛距離は厳しいものがあります。
練習場ではそこそこ飛びますが、方向性も重視して打つコースでは、全体的にショートする事が多かった気がします。
それでもアプローチで寄せていけば何の問題もないのですが、このアイアンを使っていた時は一度も70台を出す事ができませんでした。
まあ丁度、色んなスイングを試して迷走している時期だったという事もありますが。
ただ、80台は普通に出てましたので、そこまで激ムズという訳ではないですが。
Titliest 714MB 打感や打ちやすさデザインなどは?
打感は極上の部類だと個人的には思います。
MIZUNOのマッスルバックも打感では定評がありますが、両方所有しているので打ち比べてみても個人的にはTitliest 714MBの方が好みの打感です。
打ちやすさに関しては、ヘッドのサイズが見慣れてくれば普通に打てます。
ただ前述の通り、反発の少ない素材と寝たクラシカルロフトの為、飛距離は見込めません。
飛び系アイアンの7番で150ヤードを打っていた方は、120〜130ヤードに落ちますが、そこに拘らなければ、思ったよりも安定して120〜130ヤードを打ち続けられます。
これに関してはクラシカルロフトならではのメリットだと思います。
どうしてもロフトの立ったストロングロフトのアイアンは縦距離がバラつきますので。
デザインですが、キャディバックに収まっている日本刀の様な佇まいは絶妙です。
デザイン的には直線基調でかなり好みです。
今でも所有しているので、そのうちまたメインで使ってみようかと思っているアイアンです。
他のアイアンも実験的に使っている手前、なかなか出番が回ってこないだけで、実は非常に気に入っているという事です(笑)
Titliest 714MBをお薦めしたい方ですが、
①一度スイングを一から見直そうと思っている方。
②デザインも重視したい方。
③飛距離よりも安定思考の方。
今ではかなり価格も安くなっているので、コースで使わないまでも1セット購入して練習用として使ってみるのも良いアイアンだと思います。
特にマッスルバックアイアンの値下がり率は高いので、練習用としても非常にお買い得だと思います。