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PING i210アイアン。王者のアイアンを今更ながら購入しました。

アイアン
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久しぶりにアイアンを購入しました。PING i210アイアン!

ずっと気になっているアイアンではありましたが、周りで使っている人も多かった事から敢えて使わずに傍観していたのですが、PING i210アイアンを使っている人達のスコアが徐々に良くなっていく事から、いつかは使ってみたいと思っていました。

今回、PING i240が発売され、i230からi240に買い替えるお金持ちのゴルフ仲間を尻目に、今更ながら2世代前のモデルである「i210」を購入しました!

ライ角を表すドッドの色は1度アップライトのブルー。
本来のライ角の色は2度アップライトのグリーンなのですが、今までの経験から少し捕まり過ぎるかな~と思っていたので、ブルーで丁度良いかな?と思って購入しました。

購入を決定付けたのはシャフト。「ATTAS 80S」カーボンシャフトです!

PING i210アイアンは人気が高く、中古相場が落ちないのも、なかなか購入に踏み切れない原因でした。

しかし、現在持っているアイアンセットは、ヘッドが簡単だとシャフトがハードだったり、シャフトが簡単だとヘッドがハードだったりの物ばかりでしたので、そろそろバランスの良い物が欲しいと真剣に思っていました。
(まあ、度重なる長年の実験の残骸とも言えますが…。)

そこにドンピシャのストライクゾーン、ずっと前から気になっていた「ATTAS IRON」が挿さった物があったので反射的に買ってしまったという感じです。

これは神からの贈り物だ!!
と勝手に解釈して即購入。
普段は神など存在すら感じていないのに、こういう時と、下痢で腹が痛い時くらいに神が登場します。

早速「PING i210アイアン」を練習場に持ち込んでみました。

先ずは構えてみると難しさなど微塵も感じさせられない佇まい。
シャープさも残しながら、やや大きめで安心感のあるヘッド、適度なグース。
溺愛する「PING G25アイアン」や「PING G30アイアン」をすっきりさせたっぽい感じで実に良い雰囲気です。

バウンス角もしっかり入っているモデルなので、芝の上からは非常に抜けが良くて打ちやすそうです。

PING i210を打ってみたファーストインプレッションは?

早速、練習場でボールを打ってみました。
恐ろしく簡単!
っていうのが第一印象です。
これはスコア出るアイアンだわぁ…って瞬時に思いましたね。

打感に関しては?これまで使った、PINGのアイアンとPING i210を比較してみます。

打感に関しては、PING G25アイアンの上位互換ってな感じで、ステンレス製アイアンとしてはトップクラスの打感の良さだと思います。
意外にもG30アイアン以降のPINGのアイアンは、打感に関してはどんどん悪くなって行ってる気がしてました。
全体的にストロングロフトになり弾きが強くなった物が増え、基本コンセプト自体、飛距離を求めていた時代に生み出された産物って感じです。

とは言え、自分自身、打感に関しては良いに越したことはないものの、正直あまりにも酷くない限り、それほど重視しないと思うタイプでもあり、それよりも結果に繋がるアイアンの方が当然ながら好きです。
その点、ストロングロフトで飛距離重視になっているアイアンは、打感云々だけでなく、縦の距離感が掴みにくい事が多く、今まで以上に飛ぶ割にはスコアに直結しない物も多かったのです。
なので、このi210アイアンくらい打感が良ければ申し分ないレベルですね。

確かにマッスルバックなどで真芯を食えば最高の打感を得られますが、真芯を食う確率が低ければ、PING i210アイアンの方が平均打感が良いという事になります。

これはドライバーの飛距離みたいな物で、一発が物凄い飛距離でも、他がOBでは平均飛距離が下がるのと同じ理屈ですね。

そんな訳で、これまで使ってきたPINGのアイアン達とi210の打感を比較してみると

i210>G25≧G30>i500≧G>Gmax

と言った順位になりますかね。
厳密に言うと、G25とG30、i500とGアイアンは限りなく同じくらいの打感ですけど。

とにかくこれ以上の打感を求める必要性はないのでは?というくらいの出来栄えです。

打球に関して。歴代のPINGアイアンとPING i210の打球を比較。

先ずボールの上がりやすさが凄いです。
6番アイアンなどを低くティーアップして打つと、9番アイアンのような高さで飛んでいきます。
(普段からバウンス角の多いPINGのアイアンはマットで跳ねるので、なるべくティーアップして打つようにしています。)

PINGのアイアン自体、ボールの高さが出る物が多いですが、今回はシャフトもカーボンという事で、尚の事ボールの高さが際立って感じました。

これまでも、G25、G30はナチュラルに高いボールが打てて、i500などは超ストロングロフトの割にはテクノロジーによって高いボールが出るイメージでした。
特にi500に関しては、いきなり急上昇する感じの上がり方ですね。
構えた時のロフトの見え方と出球のギャップで驚くほどです。

i210の場合は、ロフトもクラシカルロフトという事もあり、G25アイアンに非常に近い感じがします。
自然に高いボールが打てて、打感も似ている事からG25アイアン好きにとっては、満足度が非常に高いです。

実はそろそろ、PING G25アイアンをリシャフトしようか?とも思っていたのです。

実は所有しているPING G25アイアンの純正シャフトCFS(X)が、年齢と共にハードに感じてきたので、リシャフトも検討していました。
元気で振れている日は普通に使えるのですが、少しお疲れモードの時などにややミスの多さを感じたりしていたもので…。

ただ、4番からピッチングウェッジまでの7本をリシャフトしようとすると、シャフト代とグリップ代、そこに工賃となると、アイアン自体を買い換えられる金額になるな~と思って躊躇していました。
特にカーボンシャフトなんて入れたら、かなりの高額になってしまうので。
でもずっと食指を動かされれくらいに欲しいアイアンが無かったのです。

なので今回、ロフト的にもG25アイアンに近く、最初からカーボンシャフト、しかもずっと使ってみたいと思っていたATTAS IRON付きな出物ですから、そりゃあ反射的に買ってしまうじゃないですか!(笑)

i210を購入して現段階では1㎜もまだ後悔する部分はありませんね。
ああ、G25アイアンをリシャフトしなくて良かった…危なかった…。

PING i210アイアンでの初ラウンドをしてみました。

練習場で大体の感覚は掴めましたし、何の違和感も無いどころか良すぎる印象しかないので、休みを取ってラウンドをしてみました。

やはり現場の芝の上から打たない限りは、本来の性能が分かりませんからね。

PING i210での初ラウンドの結果とクラブ特性。

前半のスコアは「39」でした。
まあ、勝手知ったるホームコースなので出た30台とも言えますが、かなりスコアにi210アイアンが貢献した気はしました。
どのあたりが良かったかと言うと

縦の距離がバラつかない。

先ず何よりも「縦距離」のバラつきが非常に少ない事があげられます。
これに関しては、もう感動レベルでもありました。
5番アイアンなどでも距離が揃いましたので、これはマネジメントにおいて距離を計算し易いアイアンと言えますね。

しっかり打っても捕まり過ぎない。

これは嬉しい誤算でした。
少しグースが入っているので、ドローバイアスなのかと思っていたのですが、実はフェードを打ちやすい特性があります。

G25アイアンは、しっかりと捕まる為に少しドローが強くなる特性で、距離を狙っていく際に少しフェードで逃がし気味に打つ必要がありました。
とは言っても、G25アイアンは直進性が高いのでフェードで打ってもストレートになりなすく、そういった面では操作性に難があるとも言えます。

それに対してi210アイアンは、普通に打ってもストレートから最後に少し右に切れるボールになる事が多く、この捕まり過ぎない特性は非常に扱い易いと思いました。

あと、これはシャフトの挙動なのかもしれませんが、UW(PINGはAWアプローチウェッジではなくユーティリティウェッジなのです)をフルショットするとかなり右に出る事が多かったですね。

ATTAS IRONが、番手毎にバランスを取る様な設計なので、もしかするとUWあたりでは、少し柔らかめの設定なのかな?と思ったり、またはセットもののウェッジが久しぶりだったので、構え方がイマイチだったのかな?とか、これだけはアッタスアイアンじゃなくて、アッタススピンウェッジの方が良いのか?とか色々と考えてしまいました。

まあ、最後はアジャストして上手く打てましたが、別の日にまた急に打った時など、気を付けないと右に出そうだな…とは思いましたね。
ここだけは、ちょっと注意点として忘れずに覚えておこうと思いました。

後半のスコアは少しドライバーを引っ掛けたりしたので「42」でした。

後半は2回ほどドライバーが捕まり過ぎて、脱出などがあったり、またはユーティリティで打つ距離を敢えて5番アイアンで打ったりしてみながらも「42」で回れました。
トータルスコアは「81」で、初めて使うアイアンながらなかなか良い結果でした。

5アイアンまでは全然ノンプレッシャーで打てます。
構えてもまるで手強い気がしません。
これがi500アイアンだと、実際に打ってみれば結果的にボールはしっかり上がって飛ぶのですが、構えた段階では超ストロングロフト&ストレートネックな事もあって、少し気合いが入ってしまいます(笑)

このメンタル部分も含めて、気楽にラウンドをさせてくれるところですね。

150ヤードのショートホールでは、6番アイアンで打ったのですが、高く打ちあがってから物凄い落差で着弾し、雨の後でグリーンが柔めではあるものの、思いっきりグリーンにめり込むくらいで止まりました。

今回購入したPING i210アイアンを総評してみると。

  • フェースも適度な大きさで寛容性を感じる作り。
  • クラシカルロフトと重心の設計により、ボールが高く上がる。
  • 縦の距離のバラつきが非常に少ない。
  • 構えた際の雰囲気が簡単に感じる。
  • 打感がステンレス製としては極上。
  • バウンス角が大きいので芝の上でこそ性能を発揮する。
  • 捕まりが抑えてあるので、しっかりと打っていける。

など、ちょっとベタ褒め過ぎ?とも思ってしまいますが、それだけ予想を超えて良いクラブだったという事です。

もし、デメリットを挙げるとすれば

  • 捕まりがそれほど良くないので、初心者にとってはスライスが出やすい可能性がある。

といったところでしょうか?
これに関しては、最初はGシリーズのアイアンをチョイスする事をお薦めします。

スコアで言えば、もう少しでスコア100切りが出来そう…というくらいになってから使用するのがベストかもしれません。

現在は、後継モデルとして「i240」が発売されています。
少しずつの変更点はあれども、個人的には「i200」でベースが既に出来上がっていて、後はモデル毎に打感だったり、スコアラインの数などの微調整といった感じです。

今回はPING i210アイアンのレビューでしたが、予算等の折り合いで「PING i200アイアン」を選択しても良いと思います。

いやぁ、ほんと買って良かった…。
こんなに満足した買い物は久しぶりと言うか、かなり珍しいと思えるほどです。

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