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飛び系アイアンの縦距離。PING i500で再検証。

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きのこの勝手な持論
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PING i500を持ち込み、再度飛び系アイアンを検証してみました。

以前の記事(ゴルフは無理のないクラブセッティングが、スコアを作る近道)でG25アイアンを6番アイアンまでにして、ウッド系を増やした楽なセッティングでラウンドした時の感想を書きました。

その際に次回はPING i500を現場に持ち込んでテストしてみると書いたので、実際にハーフラウンドでPING i500を6番~PWで検証してきました。
長めで広いコースだと、飛び系アイアンのメリットだけが際立ってしまいそうだったので、あえて短いけど狭くてトリッキーなコースを選択しラウンドしてきたので、その感想を書いていこうと思います。

1ホール目 ミドル
ドライバーがしっかり当たって残りフェアウェイから155ヤードの上りが残ります。
6番アイアンで打つとしっかりとミート。
グリーンに乗ったかな?くらいの感触だったのですが、実際にグリーンに到着してみるとボールがありません。
あれ?無くなる感じじゃなかったけど…と、少し回りを探してみると奥の傾斜に残っていました。
ウェッジで寄せると、上手くピタッとピンに付ける事ができて取り敢えずはパーでのスタート。
しかし、やっぱり芯で捉えると6番で165ヤードくらい飛ぶんだ…とちょっと困惑。
普段、「PING G25」や「MIZUNO MP-5」では6番であれば150ヤードくらいを見ています。
なので、いくら飛び系アイアンとは言え、毎回165ヤードを6番アイアンの基準の距離にするのには一抹の不安が残ります。
残り165ヤードで6番をチョイスするという感覚を全然持ち合わせていないもので…。
現在のスコア ±0

2ホール目 ミドル
このホールは2打目は残りが100ヤードだったので、このホールでのi500の登場は無し。
折角のチャンスをウェッジで引っ掛けてグリーン横のバンカーに入れてしまいボギー。
現在のスコア +1

3ホール目 ショート
155ヤードのショートホール。先ほどのホールで6番で165ヤードほど飛んでいるので、1番手下げて7番で打ってみます。
少し打ち上げのホールとは言え、やや薄めに当たって、う~ん?届くかな?という感じでしたが、ショートして手前のガードバンカーへ。
ギリギリ届かないくらいの飛距離でのバンカーインだったので、最悪な位置に入っていました。
脱出でオーバーしてしまい、そこから何とか寄せて1パットのボギー。
ここは7番アイアンの距離を測りたかったので、しっかり当たってほしかった…(T_T)
とは言え、当たりが薄めでもそこそこの距離は出るもので、これがMIZUNO MP-5とかであれば確実にバンカーの手前のラフに落ちている事を考えると複雑な心境でもあります。
バンカー手前ラフからなら、もしかすると寄せワンのパーも取れたのでは?とか思ってしまい…。
現在のスコア +2

4ホール目 ロング
ドライバーがかなり飛んで(ちょっと飛び過ぎな感もあって)右のラフへ。
最近ドライバーが飛ぶのは良いのですが、昔との距離感が違い過ぎて、落としどころを見誤ってしまい、結果的にミスショットみたいになる事も多く…。
脱出ショット気味のセカンドショットで、残り130ヤードの打ち上げが残ります。
実質135ヤードくらいでしょうか?

しかも角度的にかなり狭いところを狙う事になります。
「MIZUNO MP-5」や「PING G25」のロフトなら7番アイアンのクォーターショットくらいで無理なく狙って行く距離ですが、PING i500の7番ではクォーターショットでも芯を食った瞬間に確実に奥(しかもOBゾーン)まで行きそうです。
それどころか8番でも真芯を食ったら奥に行くかも…という不安の残る距離。
奥を恐れながら8番で打つと、不安の残る精神状態が反映されてか、振り切れずに左のガードバンカーへ。
やっぱり8番で縦距離は合っているんだ…とか思いながらバンカーショット。
バンカーが硬くてバウンスが跳ね、結局奥へ。
しかもあわやOBってなところでした。
何とかグリーンに乗せて5オンの2パットでダブルボギー。
おいおい、パーオン狙える位置からダブルボギーかよ…と少しメンタルをやられながら次のホールへ。
現在のスコア +4

5ホール目 ミドル
ドライバーがガッチリ当たったので、ここもアイアンの登場は無し。
しかし、今日のドライバー(PRGR2018 RS-Fアッタスパンチ6S)飛ぶわぁ!!
2オン2パットでパー。
現在のスコア +4

6ホール目 ロング
1打目がフェアウェイへ。
2打目でユーティリティを…と思ったものの、あえて6番アイアンを使用。
しっかり当たって残り135ヤード。
さて、ちょっと鬼門を感じる今日の135ヤード。
先ほどの感じから、8番アイアンで普通に打てれば丁度良い感じの距離ですが、手前にバンカーがあるのでしっかりとキャリーで越えなければなりません。

通常であれば既出の通り7番のクォーターショットの距離です。
(大丈夫かな?)みたいな気持ちで打った時は大抵ミスするものです…はい。
当たりが薄くてしっかりと手前のガードバンカーへ(T_T)

不安を残した状態で振り切れないと、シャフトが短い分ヘッドスピード不足でボールが浮かずに低めの弾道になるので、バンカーなどをキャリーで越えられなくなります。
逆にしっかり振れて芯で打てると、こんなに?ってな程にいきなり急上昇する高い球になり、結果的に高さで止められるのですが…。
まだ縦距離に絶対的な安心感がないうちは、そこまで思い切って振り切れなくなってしまうというジレンマがありますね。

もしこれがPING G25アイアンなら、シャフトが純正のCFS(X)と負けず劣らず硬いものの、ロフト角(8番 36度)が寝ているので構えた瞬間に難しいイメージが全然沸かないのです。
※i500はロフト角が33.5度。

またMIZUNO MP-5アイアンでも、ヘッドは小振りなものの、やはりロフト角(8番 38度)から来る安心感と柔らかめのシャフトにより、それほど手強い印象を受けません。

この8番アイアンでのショットが今回一番強く印象に残った点でしょうか?

このバンカーショットが上手くいき、1パットで決められたので何とかパーで凌ぎました。
現在のスコア +4

7ホール目 ショート
125ヤードのショートホール。
ティーアップしている事も考慮して、ここは普通に9番アイアンで良いだろうと判断しました。
これは綺麗に打てて、ピン奥70㎝くらいに乗りました。
きっちりと沈めてバーディ!!
現在のスコア +3

8ホール目 ミドル
ここもドライバーがしっかり当たって残り打ち上げの110ヤード。
ドライバーが安定していると、やはりラウンドが楽になります。
実質120ヤードくらいですが、ピッチングで届くのかな?とか実験的に打ってみるとショート(笑)

9番アイアンとPWはロフトが一気に普通のロフト角くらいになります。
後は反発係数の高いマレージング鋼がどれだけ飛距離に影響するのか?となりますが、やはりロフト角ほど確実に飛距離に影響はしないものですね。
これはある程度使い込まないと判断が難しいところです。
今後も少し使い込んでみようと思っています。

サードショットはウェッジで寄せて、2パットのボギー。
しかし、ひとつ前のホールの感覚から残り120ヤードから9番では大きいのかな?とか思ってしまい。
このあたりの距離感は慣れなのでしょうが、まだ少し計算が難しく感じました。
現在のスコア +4

9ホール目 ミドル
このホールも実験的に200ヤードを残す様にティーショットしてみました。
セカンドショットを6番アイアンで打つと3打目に50ヤード残った事から、多少の打ち上げを加味しても、やはり6番で150ヤード~155ヤードしか飛ばない時もあります。
という事は、縦距離のバラつきが6番アイアンで「150ヤード~165ヤード」と15ヤードもある訳です。
流石にこの縦の幅は読みづらいな~と感じました。
50ヤードをウェッジで寄せて2パットのボギー。
結果のスコアは、ハーフで+5の「41」でした。

今回特に思ったのは、プレー中、特にアイアンの縦距離に不安を覚えながら、恐る恐るラウンドしている割には、上がってみると案外スコアがまとまっているという事です。
このあたりの感覚と結果のギャップは、PING G-MAXアイアンに近い感じがしました。

PING G25アイアンなどでは、途中、何度かクラブに助けられた気がするホールもあるものの、自分でスコアを作った感があるんですよね。
それはやはり、各番手の距離感がきちんと把握できてるからの様な気がします。
i500アイアンは、もう少し使い込んで番手間の距離を把握できれば、飛距離が出る分、武器になる可能性は高い気はします。


今回は、PING i500アイアンを再検証すべく、しっかり意識しながらラウンドしてみました。
感想として思った事は、PING i500はシャフトを柔らかいものをチョイスして優しさを増す事で、スコア100切りを目指す方にはうってつけのアイアンになるのかな?と思いました。
バウンスがG25アイアンなどと比べても多めに設定されているので、芝の上からはかなりのお助け機能になります。

そういった意味では、ワタクシの所有するi500アイアンは、少しヘッドとシャフトのバランスが悪いのかな?…と改めて思わされましたね😅
まあ、番手の距離を把握した上で、しっかりと振って行ける様になれば問題ないとは思いますが。

優しいシャフトなら、スコアは割と直ぐに作れそうなアイアンだと思います。
そういった意味では、見た目のカッコ良いGシリーズとも言えますね!






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