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モー・ノーマンのハンマー打法。ダウンスイング以降はずっと右手が下。

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きのこの勝手な持論
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右手が左手の上になる瞬間があったら間違いです。

ゴルフスイングを安定させたいのであればダウンスイングに入ってからは右手がずっと左手よりも下にキープされます。
腕に関しては左右とも右に捩じられます。
そしてクラブヘッドは飛球線と反対方向に倒れて、いかにもこのままバックフェースでボールを打つのか?という感じになります。

モー・ノーマン (Moe Norman) レジェンド
モー・ノーマンの金言 vertical drop horizontal tug と言うコンセプトがダウンスイングをシャロ―にし 理想的なアタックアングルでボールを打つために役立つというお話

ゴルフ豆辞典さんのサイトの「モー・ノーマン」の写真です。↓

カナダ出身のプロゴルファー「モー・ノーマン」。
パイプライン・モーとも呼ばれ、タイガーウッズも絶賛していた人物です。
それほどまでにボールを曲げずに打っていたという事が分かります。

壁をハンマーで叩く様なスタイルで、手や腕を一切返さないフォームが特徴です。
ワタクシ自身もずっとこのフォームを追求してきました。
最近のツアープロでは「ブライソン・デシャンボー」が一番スタイル的に近いと思います。
つまりクラブから手を離したと仮定したら、どのポジションからでもクラブは後ろ側に倒れて落ちるという形です。

とにかく目指すのは、スイング中ずっと「右手と右腕」は「左手と左腕」よりも下にあり続ける事です。
フィニッシュ付近で入れ替わっても良いですが、インパクトからフォローまではずっと「右手、右腕は左手、左腕より下」のままになります。

このスイングを成立させる為に絶対的に必要になるのが「腕と手首のロック」になります。
この形のままでパターで転がしても良いですし、アプローチで5ヤードや10ヤードくらい打つでも良いので、とにかく腕と手首をロックしたまま体幹(左広背筋)で両腕を引っ張る様にインパクトさせる練習をしてみて下さい。
ただ、ロックすると言っても筋肉までガチガチに力を入れるという事では無いという部分だけ注意して下さい。
右側に倒れたクラブを持った両腕と、前方に回転した手首のロックをクラブの重さを利用してキープするくらいの力感で十分です。

これで自動的にハンドファーストのインパクトが完成します。
と言うより、これ以外にハンドファーストでのインパクトを作る術は無いのでは?と思っています。

左手(左腕)リードの解釈。

左手リードと言われて、昔からよく自分も言われてきた事が、右手は添えているだけで左手で打つんだ!という間違ったワード。
左手だけで引っ張って打てば、高確率で擦り球のスライスボールにしかなりません。

自分の解釈としては、あくまでもリードなので軌道を描くという事。
つまり左手が上のまま、それこそ遊園地の「空中パラソル」をイメージしてもらえば分かり易いでしょうか?
左手(左腕)が上のまま回転して回転軸の屋根の部分、クラブのシャフトはパラソルのワイヤー部分、ヘッドは椅子の部分です。



左サイドでインからアウトに回転しながら、右手はクラブヘッドを安定させる程度の軽い力で角度だけをキープするイメージです。
そもそも両腕はロックされているので、その後に何かをする必要性が無いのです。
後は固定した両腕を体幹で振って、ヘッドをインパクトに向かわせるだけです。

そのままボールの右サイドを擦り上げる様にインパクトして、その擦り上げたインパクトのベクトルのままにヘッドを右前方に跳ね上げてフィニッシュへ。
右前方に跳ね上がったヘッドが左肩の方に周り込んでくる時に、横になろうとするシャフトをくぐる様になるイメージです。
それでほぼスイングは終わりなのです。


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