「スコアを安定させたい」のであれば「左一軸スイング」を取り入れる事をおすすめします。
アプローチショットからドライバーショットまで同じ動きで打てるというメリット、気になる人が多い「飛距離」に関してですが、ミート率が上がることで現段階より飛距離アップも可能になります。
それでは私の提唱する「左一軸スイング」を紹介していきましょう!
左一軸スイング(stack-and-tilt)の基本
文字から読み解ける様に、常に左足に70%以上の体重が掛かったままでスイングをする方法が「左一軸スイング」の最大の特徴です。
動力は左ひざの曲げ伸ばしと、左の肩甲骨の引き上げになります。
またクラブフェースはずっと空を向いたままのイメージで使います。
スイング自体はコンパクトになりますが、軸が固定されている事によって「ミート率」を格段にアップさせる事ができるので、安定感と同時に十分な飛距離が得られます。
クラブヘッドは常に手の下にあるという感覚を身に付け、必要以上に振り上げないで打つスタイルになります。
そもそも「スイング」の語源は「ぶらんこ」なので、手の下でクラブがぶらんこの様に前後に振れている感覚です。
その前後に振る動きを左ひざで作っていくというスイング理論です。
アドレスからテイクバックまでの動き
アドレスはあまり意識して前傾せず、立った状態から少し頭と背中を前にしならせる感じになります。
背中も無理に張る必要はありません。
柳の枝の様に自然に軽く下を向くくらいの感覚になります。
また自然な骨盤の回転を邪魔しない為に、あまりスタンス幅は広く取らず普段よりも少し狭いスタンスの方が左一軸スイングには合っています。
アドレスからの始動は、左ひざを前に折る事で骨盤が旋回し、右脚は反対に伸びる動きになり、骨盤の右旋回に引かれる様にクラブヘッドが右に移動を開始します。
①はじめはアプローチショットくらいの動きでクラブヘッドが下にある感覚を掴む
いきなりトップまで引き上げてしまうと、勢いに任せたスイングになってしまい、しっかりとした形を覚えられないので、先ずは腰以上の高さまでは振り上げないで練習をします。
アプローチショットから練習するような感覚がベストです。
フルショットから練習を開始してから小さなスイングを練習するよりも、小さなスイングでしっかりと形と感覚を身に付けてからスイングを大きくしていった方が成長の過程としてずっと早道になります。
- 左ひざを伸ばして腰を旋回させながらテイクバック。
- 骨盤が右旋回して45度ほど右に開く。
- クラブヘッドが骨盤の右旋回に引かれてインサイドに引き込まれてくる。
- 骨盤の旋回が止まるとクラブの重さと惰性で手首が折れてコックが入る。
- そこから左ひざを伸ばすとヘッドがインサイドから戻る様に振り出されて、そのまま右外(アウトサイド)にリリースされる。
この動きを基本として、左一軸スイングを作っていきます。
②切り返しからインパクトまで
切り返しは、左ひざを伸ばす事でスタートします。
テイクバックで引き込まれたクラブヘッドが手首のコックと共にインサイドに上昇し、その上昇し切ったタイミングで左ひざを伸ばすと、骨盤が元に戻る動きに引かれてクラブヘッドもインサイドから戻ってきます。
この引っ張り戻る時に一瞬「ハンドファースト」の形になります。
この部分を切り取って「タメ」とも呼ばれる瞬間です。
ハンドファーストの形はずっとハンドファーストのままなのではなく、ヘッドがリリースされるまでの間ハンドファーストになるのが正しい動きです。
インパクトのタイミングで左ひざを一気に伸ばすと同時に左の肩甲骨を後方に引き上げることで、クラブヘッドが一気にリリースされてインパクトを迎えます。
ボールにインパクトしたヘッドはその衝撃でさらに下方向に進みターフを取りながらフォロー、その後は左サイドの引き上げにつられて上昇し、最後はシャフトをくぐる様な感じでフィニッシュになります。
そしてこの一連の動作をしている最中は、クラブヘッドのフェースはずっと空を向いたままの状態のイメージが正しい動きになります。
どうしてもフェースが開いていると感じるとボールが右に出る感じがして気持ち割るととは思いますが、思い切って開いたまま使って説明通りの動きで打ってみて下さい。
ボールをフェースに乗せながら打つ感覚が掴めると思います。
極論として言えば、手首のリストコックだけで打っている感じになります。
両腕が捻じれてロックされた状態を作り(ロック状態を作るのを説明したページへ)、その下で柔らかく使った手首のコックだけで打つような感覚になればOKです。
腕の筋力を使わないでスイングできるので再現性が高く、飛距離へ繋げる動力は体幹のパワーを使って生み出します。
特にアマチュアゴルファーは左一軸スイング身に付けるのが、最速で良いスコアを出す方法だと思っています。

