打感よりスコアを重視して
最近は年齢も考慮してできるだけ簡単で飛距離の出るアイアンを使っています。
自分の所有しているアイアンの中ではPING i500アイアンが該当するので、最近はエースアイアンとして使用しています。
久しぶりに使ってみた時はそれまで使っていた軟鉄の打感とは違って、「ピチッ!」という音と軽めの打感に少し抵抗がありましたが、数ラウンド使うと全然気にならなくなります。
特にゴルフ場の芝の上から打つと独特の音も全然気にならなくなりますし、打感も練習場のマットの上に比べると数段良く感じます。
やはりPINGのアイアンは芝の上で使うと威力を発揮します。
多めのバウンスも芝の上からだと素晴らしいお助け機能になりますし、アイアンが上手くなった錯覚が生まれるほどです。
改めてPING i500アイアンを紹介すると
現在はi525が後継モデルとして販売されていますが、PING初の中空アイアンで謳い文句が「飛び系ブレード」としてデビューしました。
テクノロジーの恩恵で7番アイアンでロフト各が29度。
クラシカルロフトのアイアンでは5番くらいのロフトなので、単純に2番手くらいの飛距離の差があります。
しかもフェースには高反発のマレージング鋼が採用されているのでさらに飛距離性能が増しています。
立ったロフトと高反発素材のフェースなのでスピンに関してはロースピン系になり、それによって飛距離が出ているのですが、通常であればロースピンのアイアンだとグリーン上で止まらないアイアンになってしまいます。
これを高弾道にする事によって高さで止める設計になっています。
なので、もしかすると通常からあまりボールの高さが出ないタイプのゴルファーとは、あまり相性が良くないかもしれません。
また、あまりハードスペックのシャフトでもボールが上がり切らずに止まらないという事になる可能性もありますので、シャフトに関してはやや通常の物より柔らかいものを使う事によって設計通りの弾道になるのかな?と思います。
また、3番、4番といったロングアイアンもシャフトを選ぶと比較的簡単に打てますので、ユーティリティーやフェアウェイウッドの代わりとして使用する事ができます。
アイアンなのでランは少ないのですが、ウッドが苦手な方には十分代用として使えると思います。
3番アイアンでロフト角が17°なので、2番ユーティリティ並みですね。
仮にミスしても距離が落ちるだけなので、ウッドに苦手意識のある方にとって巻いたり擦ったりしてセカンドOBになる可能性のあるウッドクラブよりも安心して使えるのではないでしょうか?