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左一軸での水平スイング

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スコア「100切り」 思考と練習

半分は手打ちのイメージの残るスイングではありますが

近年ボディーターンスイングが善で、手打ちスイングは悪と言われがちではありますが、個人個人がどのスイングに向いているか?だけの事でもあります。

インパクト時の再現性、ここさえしっかりとしていれば自ずと結果に繋がってきます。
腕をできるだけ固定して体を回してインパクトした方が再現性が高くなる人もいますし、反対に手を使ってインパクトした方が安定する人もいます。

体幹の強さ、筋力、身長の全てが個々においてバラバラなので、決して全員が同じスイングにはなりません。
やや日本のスポーツの傾向として、良い型を身に付ければ、良いボールが打てるという事に囚われる面がありますので、野球にしても海外の選手の様なクセのあるフォームでプレーする人が少ないですね。
子供の頃から半強制的にフォームを練習させられて固められるからです。

良いボールを打つには、良いインパクトが必要不可欠で、その良いインパクトまでのプロセスが個々において若干の違いがあるのは当然です。

そんな訳で、半分手打ちの要素が入っていますが、左一軸での水平スイングを紹介します。
ハマる人にとっては最も簡単な方法になるのでお薦めのスイングの一つです。
実は筆者も割と好きなスイングとなります。
好奇心旺盛な事、またこのブログのネタとして色んな理論を試してみてはいますが、時折スイングがミックスになってしまい、おかしくなった時などにこれに戻って修正したりしています。

左手は強めのフックグリップで握ります。

あまりフェースを開閉させない為に、左手は強めのフックグリップで握ります。
極端な話し、真上から乗せる様にグリップして左手の甲とクラブのフェースが直角になるくらいのイメージです。
それによって左手の甲を上に向けたまま横に水平に振れば、理屈上ではフェース面が変わらずに移動する事になります。
実際には遠心力とクラブ重量でフェースが開く方向に動くことになりますが…。
これについての対策は後で説明します。

またインパクト付近でのクラブフェースが通る軌道ですが、ボールの前後20㎝くらいはパッティングの様に限りなく真っ直ぐに移動させます。
この部分のイメージ作りの為にやや手打ちになるとも言えます。
このボールの前後40㎝くらいを平行移動させる事によって打ち出しはストレートからややフェードになります。

テイクバックからトップ、トップから切り返しまでの動き

テイクバックからトップまでですが、まず最初にボールから後ろ20~30㎝くらいをヘッドを平行に移動させてスタートし、低く引いたヘッドが止まる位置からコックを使いトップに向かって上がってくる訳ですが、その時のフェースのイメージは低い位置で移動して止まるまではフェースはボールを向いている感じ、そこから強めのフックグリップで握っている左手親指方向へコックする時にトップに向かって上げると、フェースがクルッと少し返って空を向く感じになりトップが完成します。

そこからの切り返しは、空を向いたフェースのままヒールから左手小指の方向に振り出していき、ボールの右20~30㎝辺りまで振ってきたところで、そこから50㎝くらいを平行移動でパターで払う様にしてインパクト、そのままトゥが飛球線方向に向くように返してフィニッシュという流れです。
ボールの前後20~30㎝の動きを自分で作る事から、やや手打ちの様な意識になります。

割と器用な人で、この方が再現性の高いインパクトが可能な方にとっては、かなり安定感のあるスイングです。
前傾しているだけで、もしも直立していたら体の回りを水平の振っているだけのイメージなので軌道を目で確認できますし、インパクト部分も自分で作れるので合う人にとっては最高のスイングになる可能性を秘めています。

ボディーターンスイングを一生懸命に練習してもいまいちスコアに繋がらないという方は、一度試してみてほしいと思います。

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