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子供たちの味方のアイスクリーム ビバオール(しまかげ)

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昭和50年代(西暦1970年代)に一世を風靡した駄菓子屋御用達のアイスクリーム。

当時の金額は30円。
当然ながら消費税なるものも無かった為、30円ポッキリで買えるアイスクリームながら、味・品質共に納得の一品でしたね。
まあ、今食べるとどうなのか?ってのはありますが、そこまで不味くないはずと断言できます。

イチゴ味がスタンダードで、サブ的にチョコレート味もありました。
二等辺三角形に近い台形。
中にイチゴのソースが入っていますが、その駄菓子屋の冷凍庫の温度設定や販売の回転スピード次第で、真ピンクの柔らかいソース状だったり、凍らせ過ぎて薄いピンクの凍った氷になっていたりしました。
製造元は宮城県仙台市にあった「株式会社しまかげ」が制作販売をしていました。
当時、パチンコ屋の隣にあった株式会社しまかげは何度か火事になっており、パチンコに負けた客が腹いせに火のついたタバコを投げ捨てたのでは?とか、まことしやかに噂されてましたね(笑)

初期のアタリくじは「3パターン」

最終的にはアタリは「ビバオール」と表示されていましたが、初期の頃は補助券的な「ビバ」と「オール」があり、それら2つの焼き印を合わせてビバオール1本と交換する事ができました。

大当たりが「ビバオール」の焼き印表記。
駄菓子屋のオバちゃんの機嫌が良い時は「ビバ」と「ビバ」、「オール」と「オール」でも交換してくれる事がありましたが、機嫌が悪い時は「ビバとオールじゃなきゃダメ!」と断られました。

昭和の最後あたりには50円くらいで販売されているのを見たことがありましたが徐々に見かける事がなくなり、その後に別会社が製造権を買い取って復活させましたが結構な高額になっており(まあ当然と言えば当然ですが…)「ビバオール=30円」が脳に刻まれている世代にとってはビバオール(ビバリッチに商品名変更)を100円で買うというのはチョット勇気がいる事でした。セコイけど(笑)

駄菓子屋にたむろする小学生にとっては、主食レベルのアイスクリームでした。
ありがとう!ビバオール!!

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