初のタービュレーター搭載モデル
それまでPING G25ドライバーを使用していましたが、その流れで新しくなったG30に変更をし、その際に、それまでスピン量が多くランが出難かった筆者はロースピンの「LS TEC」モデルを選択しました。
このモデルの他にスタンダードの「G30ドライバー」、捕まり重視の「G30 SF TECドライバー」と3種類のヘッドがあります。
このG30シリーズのSF TECはかなり捕まるという人が多いので、スライスのミスが多い方はSF TECを選択すると良いと思います。
まだ技術的にも上手くなかったこの頃は、期待してG30 LS TECドライバーにチェンジしても劇的な変化は無く、ワクワクしていた分ややガッカリしたりもしました。
それでも、数年後に久しぶりにコースに持ち込んで使った時はかなりの飛距離が出ましたので、当時は単純に技術が追いついていなかっただけという事ですね。
ロースピンモデルなだけに捕まりも良い方ではなくて、買った当時はややスライサーだった時代という事もあり右に滑らせない様に細心の注意をしながら振るものですから当然それほど飛ぶ訳もなく(笑)
PING G30 LSTドライバー 打感や打音
実際に打った感じですが、打感は硬めの感じで球離れは早い印象です。
打音は高校野球系の「カキャーン!!」という甲高い音で、好みが分かれるところですね。
今のモデルはあまり使っていないので分からないのですが、筆者が使っていたPINGのドライバーは全体的に打感や打音に関して似たような感じを受けました。
唯一違うなと思ったのは次のモデルとなる「G400」です。
G30 LS TECドライバーでメインで使っていたシャフトがATTAS6☆の6Xだった事もあって、尚のこと手強いというイメージが残ったドライバーでした。
当時の技術からしたら明らかにオーバースペックな訳です。
そのままお蔵入りして、後年久しぶりに持ち出した時はかなり打てる様になっていて、一度ATTAS PUNCH(アッタスパンチ)で組んだ時はロースピンの棒球で結構な飛距離が出ました。
この組み合わせはミスも全てスライス側に寄るので、左のミスが嫌な方は良い組み合わせだと思います。
全体的に古いモデルの組み合わせの内容にはなってますが
このブログで紹介しているのは、筆者自信が過去に所有、使用していたモデルですので、内容的にやや古いモデルが多くなります。確かにゴルフクラブは少しずつ進化を遂げてはいると思いますが、ここ数年で既にある程度完成の域に達している気はします。
なので、これを読んでいる方がもしスコア100を切りたいと思って道具を探している場合、中古のモデルでまず自分に合うヘッドやシャフトを模索するというのがコストパフォーマンスが高い選択方法かと思います。
まだスイングが完成していない時にフィッティングをしても、その後にスイングそのものが変わる事も十分に考えられますし、新品ヘッドにもしカスタムシャフトを組んだりすると総額が10万円前後になってしまう可能性もあるので、それでもし使ってみて合わなかった場合かなりダメージが残ります。
捕まるヘッド、捕まらないヘッド、先調子のシャフト、元調子のシャフト、または全てフラットな標準的なヘッドと中調子のシャフトなど、ザックリとでも良いので自分のスイングで良い結果が出るものを探すのもゴルフの楽しみの一つではあると思っています。
飛距離性能などは、数年前のモデルでもそれほど変わりません。
それはヘッドにもシャフトにも言えます。
また、使うボールだけでも大分飛距離や印象が変わりますから、色々と試して「振りやすい」モデルや自分に合ったボールを是非見つけて下さい。
PING G30シリーズ ドライバー おすすめの人は?
基本的には直進性が高く曲がりにくいのがPINGのドライバーの特徴です。
安定して飛ばしたい方はノーマルのG30ドライバー、捕まえてドローで飛ばしたい方はG30 SF TECドライバー、ロースピンで飛距離重視の方はG30 LS TECドライバーがお薦めです。
カスタムシャフトが入っているモデルでも現在であれば10,000円台で購入する事ができるので、大変お買い得になっているな~と感じます。
シャフトのスリーブはG30シリーズの2代後のモデル「G400シリーズ」まで共通ですので、このモデルの後の「Gシリーズ」「G400シリーズ」とはヘッドとシャフトを入れ替えて一番ベストな組み合わせを探す事も可能です。