PR

今でも十分に現役!PING G25アイアン 2023年時レビュー

スポンサーリンク
PING G25アイアン アイアン
PING G25アイアン

名器の呼び声も高い PING G25アイアン

PING G25

ずっとやるつもりのなかったゴルフをひょんな事から始める事になり、初めて買ったアイアンセットがPING G25アイアンでした。
今でこそ名器と呼ばれていますが、当時はPING自体の人気が無く、5-Pのセットで30,000円ちょっとくらいで買えました。
買った理由はネットで「現場で優しいクラブ」だというインプレッションを読んで、最も簡単なクラブを探していたのでクラブの予備知識もなにも無いままの購入でした。

後から色々と調べてみると、身長的に本来は少しアップライトな黄色(現グリーン)のライ角なのですが、黒ドットでCFS-MAX(S)というやや長めのシャフトが付いた物でした。
その後に現在所有しているCFS(X)の4-Pのイエロードットに買い替える訳ですが、今思えば前のモデルも売らずに残しておけば良かったと思っております。

その後は持ち前の好奇心の塊のような性格も相まって、アイアンを色々と取っ替え引っ替え使ってみて、最終的にはマッスルバックに落ち着いていたのですが、もう年齢的にも若くない事もあって、ここからはとことんスコアにこだわるゴルフをしてみようかな?とかふと思い立ち、部屋の奥でほこりを被っていたG25アイアンを引っ張り出してきました。

練習場で打った感じは

久しぶりに打ってみると、やっぱりひたすら簡単に打てるアイアンです。
ややグースネックで捕まりが良過ぎる感じもしますが、まあそれでも軽いドローの範疇です。
ヘッド形状でこれくらい捕まえる体制を作っておかなければ、重心距離の長い大型ヘッドはヘッドの返りが遅くて戻ってこない可能性がありますから、これくらいのグースは必要なのでしょう。
練習場で打った感じでは、余裕でスコアメイクに貢献してくれる気はするのですが、実際にはラフからの抜けとかを含め、現場での大型ヘッドのデメリットも見えてくるかもしれませんね。

今までのアイアンと比較すると

通常使っているアイアンはミズノのMP-5。
所謂マッスルバックアイアンです。
ラフからの抜けや真芯で捉えた時の打感は感動すら覚えます。
とは言っても官能的な打感は真芯で捉えた時のみの話でして、練習場ならともかく、傾斜や凹み、芝との絡みのあるラウンドにおいて、ティーショット以外ではそうそう真芯で打てるわけでもありません。

G25アイアンの打感は、確かにマッスルバックの真芯で捕えた打感に比べれば落ちますが、バックフェースの衝撃吸収材(エストラーマ)の恩恵もあって、ステンレスキャビティにしては非常に軽くて振動の少ない打感です。
マッスルバックのボールを潰しながら押していく感覚と比較すると、やや軽い振動と共に飛び出す感じですが、現在の飛び系アイアンの様に当たった瞬間に一気に弾いてすっ飛んで行くのとは違い、フェースに乗っている感覚も残っています。

そう考えると「平均値」としての打感は、マッスルバックと比較してもG25アイアンの方が良いという事になります。
ドライバーの平均飛距離みたいなもので、一発の飛びがあっても他がOBだったりチョロだったりすれば平均飛距離としては落ちるというのと一緒で、真芯で捕らえる確率としては明らかに芯の広いG25の方が高いという事になり、打感の良いショットの回数は必然的に増えるという事になります。

ただ、夏場の深いラフなどではこの大きなヘッドが邪魔に感じるケースもあります。
こんなシチュエーションではヘッドが薄くて小振りなMP-5に分があったりします。

ロングアイアンが非常に優しい

ロングアイアンが非常に簡単に打てるという事がありバッグには4番アイアンから入れています。
クラシカルロフトなので製品ラインナップには初心者向けアイアンには珍しく「3番」から入っているモデルです。
セットは中古で5番からPW(PINGのモデルはヘッド表示がW)の物、シャフトは純正CFSのXを買って、その後に4番だけを単品で見つけて買い足しました。
なのでシャフトは4番だけが純正のCSFのSですが、それほど違和感なく使えます。
少し軽いので丁度良いとも言える感じです。

良い出物があれば3番も買い足したいと思っています。
実はこのG25シリーズはアイアンだけでなく、UT(ユーティリティ・ハイブリット)が物凄く使いやすいのです。
UTに関しましては、今度の機会に改めて詳しくレビューしたいと思います。

そんな訳で、4番アイアンの上には、使いやすい4UT(23°)と2UT(17°)を入れてます。
ウエッジをPW、50°、56°、60°と4本入れている為、規定の本数的に3番アイアンが入る余地が無くなってしまいます。
もし、UTを持っていなければ、代わりに3番を入れても良いと思うほどにロングアイアンも非常に優しいモデルです。
例えば5番であれば、現在のストロングロフトの7番いやもしくは8番くらいの感じで気楽に打てます。

次回のラウンドから本格的に実践投入する予定なので、結果の方はラウンド記で報告したいと思っています。

タイトルとURLをコピーしました