原点回帰の意味を持つ、ブルーのスピーダー。
走り系のシャフトの代名詞でもあったフジクラのスピーダーシリーズ。
初代のスピーダーを彷彿させるようなブルー系(エボリューションⅤは爽やかな水色)で、やはりかなり先端の走るシャフトです。
振りにくさは無く扱い易いですが、とにかく最後に走って捕まるので基本的にドローバイアスのボールが出ます。
ミスショットしない限り、右方向へのミスはかなり少なくなりますね。
切り返しから、一気に速く振り抜くスイングタイプの人との相性が良いシャフトだと思いますね。
ビタッ!とタイミングが合えばしっかりと捕まったボールになり、かなりの飛距離が出ます。
反対にスイングタイプが合わない人は、引っ掛けのフックが出る可能性が高いですし、ボールも散らばる可能性があります。
自分で振っていくよりも、シャフトの特性にゴルファーの方が合わせていくというタイプのシャフトなので、オートマチックで楽な反面、操作したいゴルファーにとっては面白みのないシャフトとも言えます。
しっかりと捕まえる事ができるので、Rなどの柔めのフレックスを使えば初心者にもGOOD。
基本、捕まり過ぎるくらいに捕まるので、スライスが多い初心者がスイング作りをするのにも良いシャフトかもしれません。
ゴルフ、特にドライバーは、先ず何よりも捕まったボールが打てなければ自信を持って振れないので、このスピーダーエボリューションⅤの様なシャフトを使って、バシッと振っていく感覚を身に付けるのは良いかと思います。
フレックスはカスタムシャフトなだけに「Rフレックス」でも比較的しっかりしているので、かなりヘッドスピードが速い人でも全然問題ありません。
フレックスが柔めになっただけで大きく曲がる人は、そもそもスイング自体に問題がある事が多いです。
通常であれば、ボールは曲がらずに高く上がります。
そういった意味でも、スイングを作っていく上で、はじめのうちは多少しなりを感じるくらいのシャフトで練習するというのは逆に良いくらいです。
スピーダーエボリューションⅤが合わないタイプの人は
ゆったりと切り返して、溜めを自分で作るタイプのスイングの方にはイマイチ合わないシャフトだと思います。
そのタイプのスイングだとチーピンが出る可能性があります。
溜まってダウンスイングに入ってきた最後に一気にティップが走るので、捕まり過ぎる心配がありますね。
裏を返せば、ほぼ右へのミスが少ないシャフトとも言えますので、常に右サイドからドローで戻してくるというのはありかもしれません。
現在では割と中古クラブに挿さって安価に売られている事も多いです。
スリーブ付きなら同メーカーの他のヘッドにも使えますので、シャフトを買ったつもりで中古ドライバーを購入するのもありだと思います。
スイング作りにも良いですし、もし合うのであれば現在でも十分に通用するくらいの性能があるのでそのまま使用しても良いと思います。

