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PING G400 LS tecドライバー(2017)

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PING G400 ドライバー・ウッド系
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PING ドライバー史上 最高傑作に極めて近いモデル

このG400シリーズの後継モデルのG410ドライバーを最後にPINGのドライバーはあまり使わなくなった事もあり、この後のモデルに関してはそこまで詳しく分からないのですが、G20ドライバー(2011)から使っている筆者の感想としては、G400シリーズが一つの完成形と感じました。

打感と音も個人の好みはあれど、PING史上で最も良いと思います。

打感と打音も落ち着いた感じで驚きました。
PINGというと、ブリキのバケツで叩いた様な「ガンッ!!」という感じか、「カキャーン!!」という金属音のイメージがありますが、このG400シリーズは「バスッ」という落ち着いた音と、柔らかくてフェースにボールが乗っている様に感じる感触で、非常に気持ちよく打てるモデルです。

飛距離性能は?

飛距離性能に関しましても、所有した歴代PINGドライバーの中でもトップクラスの飛距離をマークしました。
恐らく現在でも歴代モデルの中では上位に君臨しているものと思われます。
こうやって改めて書き出してみると、やはり高性能なモデルだったと感じます。

PINGのドライバーは、どちらかと言うと安定型で一発の飛距離はそこまででもないというイメージです。
安定させる為に重心を低くしてそこそこのスピンが入る様になっているので、飛ばそうと思って叩きに行くとスピンが増えてイマイチ飛ばないというモデルが多かったですね。
ただその中で、G400、特にLSTは明らかにロースピンになって前に前にと飛ぶイメージでした。

G400シリーズのデメリットは?

やや耐久性に欠けるのが最大のデメリットでしょうか。
LStecモデルで言えば、ネジ込み式のウエイトとPINGの社名の間にタングステンウエイトが張り付けてあるのですが、これが取れたという話しをよく耳にしました。
そのうちにワタクシのG400LSTもいつの間にかタングステンウエイトが取れて無くなっていました(T_T)

これが取れると修理に出さなければパーツだけを買う事ができませんし、仮に中古で買ってヘッドとシャフトのシリアルナンバーが合っていないと修理も受け付けてもらえないという事です。

そこまでシビアに管理するなら、最初からウエイトを張り付けるという簡単に取れる様な仕様ではなく、しっかりとネジ止めするなどすれば良いのにと思ってしまいます。

また、ヘッドが経年劣化で割れたという話しも聞きます。
これに関してもワタクシのG400もヒビが入りました。
G400LSTをメインに使っていた時に通っていた練習場は、古い本球を使っている練習場だったので、恐らくこの古い本球の硬さによって金属疲労を起こしたと思うものの、これではチョット中古で購入するのも躊躇ってしまいます。
車の走行距離メーターみたいなのがある訳ではないので、元の所有者がどれだけ使い込んだか分からないからです。
そんな訳で、ドライバーとしての性能は素晴らしいのですが、ちょっと全面的におすすめできないモデルなのです。

まあ、尖って性能を追求すると、若干どこかに無理が出てくるという例でしょうか?
G410はG400の耐久性を上げたモデルという意味合いもあった様ですが、やはりちょっとこれが後継モデル?と疑問を持ってしまうものでした。

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