ピン型という呼び名にもなった形状。感性でパッティングしたい方と相性が良いです!
真っ直ぐに引いて、真っ直ぐに打ち出すマレットタイプに比べ、もう少し自分の感性のままに距離感を作りたい方に合っているのが「PING ANSER2」です。
PING型という呼び名になったほどに、その形状が浸透していますね。
PING ANSER2の重心アングルは?というと。

これくらいの角度になりますので、ANSER2の基本的な使い方は軽いフェースの開閉を伴ってIN to INで打つ感じになります。
シャフトの中間部分あたりに指を置いて、その上にシャフトを乗せてヤジロベーの様にバランスを取った時に、フェースが真上を向くのがマレットタイプなのですが、ANSER2は45度くらい傾きます。
この傾くタイプは軽い開閉で使う人と相性が良く、真っすぐに引いて真っ直ぐに打つタイプの方はマレットタイプの方が相性が良いですね。
このPING型形状でもバランスを取った時にフェースが上を向く「ANSER5」という珍しいタイプのモデルもあります。
どのメーカーのモデルにも、この形状は多くラインナップされています。
ANSERというくらいですから一つの答えなんでしょうね。
答えの意味のアンサーの本来のスペルはANSWERなのですが、初代モデルが開発された時に刻印するスペースが足りなくなって、奥さんから「同じ発音になるんだからWを抜いても良いんじゃない?」と言われて、そのままANSERという名前になったという事です。
これまでにパターも色々と使い比べてみましたが、最終的にKAESTENのANSER2に落ち着いて、その後は何年もこれを使ってますね。
少しショートパットの調子を落とした時に「B60」や「ハーフパイプ」を使う事はありますが、このモデルが合う人にとっては、永遠のスタンダードの形状なのでしょう。
打感とライ角に関して。
打感は同じモデルの「B60」と酷似しています。
割としっかり目で「パチンッ!」というインパクト音になります。
人それぞれの感覚はあると思われますが、個人的にはこの音で距離感がイメージし易い感じはしています。
またPING特有のライ角調整にて、自分のモデルは「白ドット」までかなりアップライトに調整してもらっています。
これによって、ルールギリギリの範疇で限りなく真上からフェースを見れる様になり、転がすイメージが沸きます。
こういった調整が可能なのもPINGというメーカーのメリットの一つですね。

PING ANSEW 2 をどう打っているか?
ANSER2の様な形状のパターは「IN to IN」が基本とは言われていますが、ワタクシはスコアライン通りにインからアウトに打ってややドロー系のボールを打っています。
これによって順回転させ、直進性、最後の一伸び、カップインの確率というメリットを享受していまうす。
このラインをこのスピードで通って…の様な感じでイメージして打つタイプの方と相性が良く、インパクトの力加減で距離をイメージするタイプの方は、マレットタイプの方が合うと思います。