現在では素晴らしいレッスンの環境が揃っています。
ワタクシがゴルフを始めた頃、薦められて数回だけレッスンに通った事がありました。
(過去の記事参照→「初めてのゴルフ練習場へ」)
当時のレッスンの環境は、15人~20人くらいが一列に並び、先生が列の生徒を回りながら一言助言して、しばらく戻ってこないという様な環境でした。
下手もすれば、最初の数分間だけ簡単な説明をされるだけで、その日は一度も先生との絡みが無しなんて事もありました。
これでは支払った金額分の成長ができるのか?と常に疑問に思っていました。
これが、もし自分がいつか少しでも上手くなったら、できるだけたくさんの人の参考になる事を発信しようと思ったきっかけでもあります。
また、なかなか先生が回って来ないものだから、時間を持て余したオッサンやオバちゃん達はお互い勝手にレッスンをし始める始末。
「今のは良かった!」だの「もっとこうした方が良いんじゃないの?」「私はこうやったら上手くいった!」とか言い合っていて、もうメチャクチャです(笑)
近くに論理的に説明ができる先輩ゴルファーが居れば最高なのですが、大概そんな人は周りになかなか居ないものです。
そこで一番ベストな選択は、自分に合ったスクールでレッスンを受ける事が一番の早道になると思います。
独学で練習した場合の費用。(過去の自分自身のケース)
ハマりやすくて、オタク気質なところのあるワタクシの場合、上手く打てない悔しさのあまり、3カゴ、4カゴと打っていたので、結構な金額が掛かりました。
しかも先輩ゴルファーの言葉
「頭を残して打つ。」
「体を開かずに打つ。」
など、ちょっとした助言が頭に残っているので、そこを気にしながらひたすらボールを打つだけでした。
当然、本当にこれで正しいのか?とか疑心暗鬼で練習を続ける事になる訳です。
良い球が打てれば喜び、変な球が出れば悩み、一向に上手くなっている感じがしないまま、時間と金額だけ掛かっていましたね。
金額的なシミュレーションとしては。
地方在住なのでボール代は比較的安いのですが、それでも70球で500円~600円くらいはします。
仮に一カゴ500円だとしても、一日に2カゴを毎日打ったら、1,000円×30日=30,000円にもなります。
この金額を意識した時に、一年間練習場に行かずに30,000円ずつ貯めて「スカイトラック」でも買った方が良いのでは?とか思ってましたね(笑)
これで確実に上手くなっていくのであれば問題無いのですが、何せ独学ですから、調子が良い日もあれば悪い日もあります。
調子が良い日でさえも、どうして調子が良いのかすらも分からないで(今日は調子が良いな!)くらいの感覚で練習していた訳です。
で、調子が良かった翌日に、最初から調子が良い事を想定して練習を始めてみると、シャンクが止まらなかったり、まともに当たらなかったり…。
これを何年もずっと繰り返していました。
それであれば定額制のレッスンに月額20,000円~25,000円を支払って通った方がずっと安上がりで、しかも確実に上達すると今では思います。
当時は、最初のレッスン環境の悪いイメージしか無かったので、どこに行っても同じなんだろうな…と感じていました。
しかし今ではインドアで、シミュレーターを使って弾道や持ち球の傾向も把握しながら練習できるのですから、ここ数年の間に最高の環境が揃ったという事になります。
もし、ワタクシ自身が今からゴルフを始めるとすれば、間違いなくこちらを選択するでしょう。
練習場でスライスやゴロを打っていると、忌まわしき「教え魔」が近づいてくる可能性もありますから。
(「教え魔」記事参照。)
この調子の具合でのバラつきはラウンドでも同じで、調子が良ければスコア100を切り、調子が悪ければ110近く叩く…みたいな事が続きました。
前回、あんなにあっさりと100を切ったのに今回は何故?という感じですね。
流石に今はスイングがある程度完成したので、シャンクも出なければ、当たらないという事もありませんが、独学で闇雲に練習していると完全に間違った道に迷いこむ可能性もある訳です。
そして、その道が間違っている事にすら気付かないまま、ひたすら練習を続けてしまう事にもなりかねません。
屋外と違ってインドアレッスンの良い面は?
基本的にインドアですから、爽快感などを求めなければ、ほとんど練習する環境としては良いに決まっています。
特に女性は「虫」がいないというだけでもありがたいのではないでしょうか?
まあ、女性に限らず男性でも虫が嫌いな人は多いですからね。
ワタクシは、そこまで虫が物凄く嫌いってほどではありませんが、決して好きでもありません(笑)
夏場の夜に、山に近い練習場で白いTシャツなどで練習をしていると、ライトに照らされた白Tシャツに向かって、手を全開に開いたくらいの蛾がぶつかって来る事もあって、そんな時はさすがに「うわっ!!」って声が出ますね。
ぶつかった時の衝撃もなかなかのものですから(笑)
あとは気温でしょうか?
現代の夏場は練習をしていても身の危険を感じるくらいの気温になりつつあります。
夏場の日中に数時間練習したら、Tシャツを絞れるくらいに汗をかきます。
逆に冬ではあまりの寒さに練習する気にもならなかったり、ボールが飛ばないので無理に飛ばしに行ってスイングを崩したりします。
また、椅子に置いたスマホが寒さでいきなりバッテリー「0」になったりもします(笑)
そういった事を考えても、インドアレッスンやインドア練習場は練習環境とすれば最高という事になりますね。
インドアレッスン
トラックマンが使える インドア練習場
ゴルフは一度間違った道に進むと、それに気付いたとしても一度スタートラインに戻るのが非常に難しくなります。
ある程度打てる様になって、スコアが100くらいは切れる様になってからだと尚更です。
スイングが間違っている基準としては、それなりの年数をゴルフに費やしている割に、安定してスコア90が切れないというのがあります。
多少間違っていても、調子が良い日には切れる時はありますが、「安定して」という部分がミソです。
しかし、ここからまた100以上叩く事になりながら、スイングをやり直すには勇気が必要になりますし、プライドもあったりすると尚の事、後戻りが難しくなります。
そうならない為にも、最初のクセの無いうちに正しい基礎を身に付ける事が何より大切になるとワタクシは思います。