PR

マッスルバックの対極 キャビティアイアン

スポンサーリンク
PING G25アイアン きのこの勝手な持論
PING G25 アイアン
記事内に広告が含まれています。

キャビティアイアンのメリット

先ず第一に、ソールの幅が広い事が挙げられます。
これによって初心者に一番多いダフリのミスに強く、ダフった際の飛距離の落ち込みが軽減されます。

とは言っても、ダフリの原因をしっかりと理解して克服しておかなければ、ソールの幅だけでは防ぎきれないのでそこはしっかりと練習しておく必要はありますが。

次に芯がやや広いということが挙げられます。
これによって、少しの打点のズレなら飛距離の落ち込みは確かに軽減されます。
また多少芯を外して打ってしまっても、クラブヘッドのウエイトが外側に集中しているのでヘッドのブレが少なく、ある程度は真っ直ぐに飛び、飛距離の落ち込みも少なくなります。
けれど、これらのお助け機能に任せっきっりだと一番大切な技術の向上が疎かになってしまう可能性もあるので、時々は難しめのアイアン(中古での1本など)を使って練習するのが、今後の為にも良いと自分的には思ってます。

精神的疲労の軽減というメリットもある

先ず何より大きなヘッドによる構えた時の安心感があります。
その上、多少ミスヒットしても何とかなるという安心感もあるので、思い切って振っていけるというのもメリットです。
ヘッドが非常に小さいマッスルバックアイアンなどでは、打つたびに「ちゃんと当たってくれ!」という気持ちが多少なりとも芽生えるのは確かなので。

思い切って振っていける事から飛距離も出やすいですし、真ん中がくり抜かれている構造により重心が低いので、やや払い気味に打ってもしっかりと高さが出ます。
高さが出ることで、最近のストロングロフト(飛び系アイアン、7番で30度前後)で、スピン量が少なくても落下角度でしっかりとグリーン上で止める事ができます。

キャビティバックアイアンのデメリット

デメリットと言えるのかどうかは難しいところですが、重量が全て外側に配分されている為、直進性が非常に高く、その分やや操作性(意図して曲げる)は悪くなります。
決して曲がらない事はないのですが、曲げようとした時に曲がらない事もあるという事です。

これに関しては、曲げて攻める必要性や技術が身についてからの話しなので、スコア90切りくらいまでなら全部ストレートで狙っていっても十分可能と考えれば、全ての人に当てはまるデメリットではありません。

ただ左にトラブルがあって、そこを回避するために左にターゲットをセットしてフェードで狙う場合、フェードが掛かり切らずに、そのままトラブルに向かって真っ直ぐという事が時々あります。

こんな時にマッスルバックやハーフキャビティくらいのアイアンだと、少なくともトラブルだけは回避できるくらいには確実に曲がってくれます。

それから、夏のラフなど芝の抵抗が大きい場合、キャビティアイアンの大きなヘッドがさらなる抵抗を生み、予期せぬ方向へボールが飛んでしまう事があるのもデメリットに一つでしょうか。

スコアをまとめやすいのはキャビティアイアン

色んなアイアンがありますが、結局のところスコアをまとめるのに一番楽なのはキャビティアイアンだというのは間違いのない事実です。

ゴルフはミスのスポーツなので、できるだけミスヒットをクラブが助けてくれるというのは非常に大きなメリットです。

確かに小振りなアイアンはバッグに収まっているとカッコいいですが、スコアカードにはアイアンは何を使ったとか書くわけでもありませんし、結局のところ最後は上がったスコアのみが残りますので、できるだけ簡単なアイアンでベストグロスを狙っていくのが良いと最近は思っています。

現在使用しているキャビティアイアンはPINGの「G25アイアン」または「G30アイアン」です。
G25アイアンは、ゴルフを始める際に初めて中古で購入したアイアンです。
初めて買った記念に手元に残しておいたら、数年後に名器として変なプレミアがつきました(笑)
今使っても、まったく何の遜色も無い非常に使いやすいアイアンです。
但し、PINGのクラブはライ角が設定できるので、中古の物を購入する際にはオフィシャルサイトでカラーコードをチェックして下さい。(G25、G30は旧カラーコードでのフィッティングになります。)

但し、万人が使いやすいのか?と言われれば、そうと言えない場合もあります。

基本的にキャビティアイアンは易しさを追求しているモデルが多いので、バウンス角も多めに設定されているケースが多いです。

このバウンス角は芝の上で使う際にリーディングエッジよりも先に接地して滑り、ダフリを軽減してくれるというメリットがあります。
また、バウンス角の大きいモデルで練習をしていると、特に練習場の人口芝のマットの上ではバウンスが跳ねて打ちにくいので必然的にハンドファーストでのインパクトが身に付く可能性もあるのもメリットです。

それではデメリットは?というと、先ほどの様に練習場の人口芝マット上ではバウンスが先に接地してクラブが跳ねるので、ティーアップしないと気持ちよく打てないという事があります。
まあ、ゴルフ場の芝の上がメインなので、これがデメリットとも言えませんが…。

一番のデメリットは、ボールをコントロールしたい場合にバウンスが邪魔になる場合があるのです。
ボールをクリーンに打って弾道をイメージしたい場合に、バウンスが先に接地するとイメージとインパクトタイミングが少し違って感じてしまいます。

ただ、先にも書いた通りに、キャビティアイアンはそもそもボールコントロールを最優先にして設計されている訳ではないので、しっかりと直線でゲームを作っていくのであれば、これもデメリットとは言えないかもしれません。

キャビティアイアンを総評してみると。

ターゲットを真っ直ぐに狙い続けるゲームプランで、ミスを軽減してくれるキャビティアイアンは、スコアを作るのに最適なアイアンになります。

特にスコア「100切り」~「90切り」を目指している方には最も適しているアイアンです。
ワタクシ自身、今日は絶対にスコアをまとめる!と決めたラウンドでは、キャビティアイアンをチョイスします。
友達同士での遊びのラウンドでは、マッスルバックアイアンなどを使ってミスも含めて楽しんでいます。

ただ、他のクラブに浮気をせずに使い続けているタイプの上手なゴルファーには、ずっとキャビティアイアンを使っている人も結構います。
シングルプレーヤーが古いキャビティアイアンを使っていたりすると、それはそれでカッコいいな~!と思ったりもしますね。

まあ、アイアンを数セット所有していて、ラウンドの度にコロコロとアイアンを変えて持っていく浮気性なワタクシには無理な話しではありますが(笑)

スポンサーリンク
きのこの勝手な持論
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました