今回紹介するスピーダーは安定型のエボリューション6
今回は人気のフジクラ スピーダーシリーズのエボリューション6になります。
渋野 日向子選手が一時期使っていたことがありました。
偶数モデルという事は手元調子ですか?
そうですね!メーカーカタログ上では中調子にはなっていますが、実際に打ってみると手元調子のモデルと言えますね。
エボリューション4をベースに改良を加えて、叩けるスピーダーとして登場しましたが、実際に叩きに行ってもあまり暴れません。
スピーダーシリーズとしては異例の安定感といった感じです。
スピーダーで叩ける。それは飛距離が期待できますね!
実際に飛距離性能はかなりのものです。
バイアス的には軽いフェード系になりますが、よほどの事が無い限り大きく曲がる事が少ないシャフトです。
飛ぶときは叩きに行った時だけですか?
いえ、軽くミートしただけでも飛距離はかなり出ますよ!
さらに飛ばしたい時だけ叩きに行く感じで、普段は無理に叩きに行かないでも十分過ぎるくらいの飛距離は出ます。
何というか、飛ばそうと思ってなかったのにボールのところに行ってみると、
「え?こんなところまで来てる!」
っていう感じです。
百太郎君はどの何グラムを使っているの?
僕は50g台の569のSを使っています。
最近は60gだと少し重く感じるのと、アイアンのシャフトをかなり軽いセッティングにしているので、あまりギャップが無い様にという意味もあります。
軽い方が振り抜きが良くなってヘッドスピードも上がりますので。
やはり飛距離にはヘッドスピードでしょうか?
シャフト自体がミート率が高いので、後はヘッドスピードを上げるだけで良いという感じになりますね。
先端があまり動くシャフトだと、単純に振りに行くと暴れてしまう事もありますので。
そう言った意味ではこのスピーダー エボリューション6やアッタスパンチなどはミートをシャフトに任せられる感じがします。
フジクラ スピーダーエボリューションⅥ(Speeder EVOLUTION 6)
割と合う合わないが顕著に出やすいスピーダーシリーズですが、このエボリューションⅥはかなり安定志向で曲がり幅が少ないモデルです。
初めてスピーダーシリーズを使う方で、あまりにもスライサーでなければ最初の選択としては良いモデルだと思います。
かなりおすすめのシャフトです。